自分のプロフィールに宝塚好きを自称していながら、ブログで宝塚の話題を書いてこなかったのは、それだけ、舞台というのが映画と違って、毎回、生の人間が演じて表現をするという姿に圧倒されて、思うことがあっても、演者に対して又は作り手に対して、思いを表することが出来なかったというのが事実です。
なんか切れ目のない話をごちゃごちゃと回りくどい事を言ってると思いますが、まあ、普段から妄想が多い人間ですので許してやってください。(^^;
最初から飛ばしてますが、”宝塚”って、わかってますよね?
そうです、宝塚歌劇の事です!
舞台なんですが、音楽もオーケストラの生演奏。
最近では強力なCGなども駆使して大迫力の臨場感ある舞台が行われているんです。
他にも色々、伝えたいことがあるんですが、
それは、次にとっておきます。(笑)
今、星組が公演している
映画好きには、夢と希望と勇気が詰まった内容でした。
黄金期と言われた時期のドイツ映画界を背景に
サイレントで作られた
連続殺人の話しでホラーテイストではあるけど芸術性の高い、ドイツ表現主義の傑作と言われている「カリガリ博士」
興行的には失敗し配給会社の倒産を招いたが、後のSF映画に多大の影響を与えた不朽の名作「メトロポリス」
などの時代から
トーキーの時代へと変わるエポック的な映画、マレーネ・ディートリヒ主演の「嘆きの天使」
が製作されたあたりの時代をモチーフとされていて
その当時の映画をつくる人々の熱いパッションを感じられました。
映画好きの人に見てほしい。
宝塚なんで、観覧者は女性が圧倒的に多いんですけど、
男性にも見てほしいですね!
どうしても、フライヤーなどの宣伝を見ると、メロドラマ的な内容だと思い男性や宝塚未経験者は、つまらなく思ってしまうかもしれませんが
そこは、100年以上エンターテインメント部門で変わらず走り続けているトップランナーの宝塚。
安心の物語の面白さです。
丁度、暗い影を落とし始める、台頭するヒットラーのナチスの宣伝相で実在の人物であった、ゲッペルスが絡んできて、主人達を襲う世の中の不穏な空気感と障害となるスリリングなサスペンスな展開。
その障害を跳ねのけ、皆でいい映画をつくろうとする物語の流れの胸躍る高揚感。
そこに、舞台芸術ともいえる美しい装飾、衣装。
そして、いい音楽!
もう見るしかありませんね!
券は、ご自分で頑張って入手して下さいね!(^^)/
この時、男子高校の生徒が芸術鑑賞で見に来てたみたいです。
多くの男子生徒が胸を熱くしたことでしょう。^_^
後半のショウも色々話したいことはありますが、又の機会に...。
「Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)」
勿論、美しくて音楽が良くって最高でしたよ!
特に今回の演目は映画ファンに是非見てほしい!
この日、ブラタモリの撮影で、この道をタモリさんが歩いていたらしい...。(´▽`)