青ブタ meets ブレードランナー


映画「ブレードランナー」は言わずと知れた、ハリソン・フォード主演のSF映画の不朽の名作です。この映画は原作があって、



© 1982 Warner Bros. Entertainment

SF作家フィリップ・K.・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

これもSF映画ファンなら周知の事実。



はい、ここから、本題。



「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(通称:青ブタ)っていうアニメ知ってます?


© 2018 KADOKAWA

まずは、ラノベ(ライトノベル)の原作があって、それがアニメ化されたものだけど

今、このアニメを
とある友達に面白いという事で紹介してもらったので観ています。

まだ、観ているのは半分ぐらいだけどブログに書かざるをえなくなりました。(笑)


感動で!


あまりに良いアニメだったので。


上の画像を見ると青春ラブコメ物に見えません?

そして、2次元(アニメ)に疎い人は、この画像見て、



えっ



って思ったんじゃないですか?


思ってくれて結構。





でも、この作品を見ないと人生損をすると思いますよ!

多分。(´▽`)



なぜかって?


傑作だから!



では、お話をさわりだけ、

以下、公式サイトより


—–ここから

思春期症候群
不安定な精神状態によって引き起こされるとネットで噂の不思議現象。

梓川咲太、高校2年生。江の島からもほど近いとある高校に通う彼は、この年、様々な”思春期症候群”を引き起こした少女たちと出会う。

たとえば、図書館でであった野生のバニーガール。

—–ここまで



どう?


わからないですよね、これじゃ(笑)


安心してください。観ればわかります。^_^


まあ、これまで観た感想をちょっと言うと、


先ず、題名からしてそうだからわかるけど、映画ブレードランナーの原作に対するオマージュがある。SF作家フィリップ・K・ディックに影響を受けている場面や内容が数か所あると思いました。

自分が見つけられないだけで、もっとあるかも。

それも、これ見よがしのパロってみました的なノリは一切ないんです。

それとなしに隠し程度にね。



そういうセンスが凄くいい。



だから、そんなこと知らなくても、充分内容を楽しめます。

本題には関係ないからね。

でも、その隠し味が物語の厚みやちょっとした、深さに貢献しているのは確かだと思いました。

また、話のプロットなんか、最近見た「リゼロ」とか、大昔(学ラン来てた時代)見た、映画版「うる星やつら ビューティフルドリーマー」とかを思い出しました。勿論、それぞれのテーマやお話の筋は全然違いますけどね。

どっちもアニメの名作ですよ!
※リゼロ =「Re:ゼロから始める異世界生活」

    (C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会


ここで、余談ですけど、

—–ここから

映画版「うる星やつらビューティフルドリーマー」を初日に前日から徹夜で並んで観に行ったなぁ。寒い冬で、その当時の上映館だった、大阪梅田ナビオtohoシネマの支配人の方が気を利かして、館内のエントランスを開放してくれてそこで、ごろ寝できたのは、うれしかった。なんか、お祭り騒ぎな感じが楽しかったよ。その時、ラジカセ(時代を感じる💦)を持って来ている人が数名いて、思い思いのアニメソングを鳴らしていたのを覚えてるよ。なぜか、「コブラ」のテーマソングがエンドレスに近い感じでかかってた。いい曲で好きだけど、その後、しばらくは聞きたくなかったよ。(笑)

—–ここまで


(C)高橋留美子・東映




「青ブタ」に話を戻すと、


伏線回収型のストーリーだけど、前半の中に後半につながる感動の爆弾が随所に埋め込まれている気がする。つづきも楽しみだ。

それに思春期の恋愛ものと言うだけではなく、
(恋愛ものとしても秀逸です。)

主人公が恋する女の子がバニーガールの格好で図書館に出没するって!
めっちゃ、SF的だし、ある意味、「ブレードランナー」ばりのサイバーパンクだと思う。(笑)


それと、この感じなんて言ったらいいのかな、僕は主人公にシンパシーを感じるんですよ。


この主人公の男の子の様に過去に事件を起こしたという噂から学校で孤立していたわけではないけど、


僕にも子供の時から学生時代に渡って、いろんな事があって、この主人公の心象表現に自分の過去と被ることがあったんです。だから、見ていて懐かしい様な、苦しい様な感じなんです。


まだ、全部見ていないけど、このアニメを紹介してくれた友達が、凄く感動するって言ってたのを思い出して、この前ググってしまったんですね。

でも、ちょっと、見て、閉じました。

もう、ネタバレは見ません。


でも、きっと、泣くな。

 


後半は、家族に見られない様に一人で観よう...。




しかし、50過ぎのおっさんの心をグラグラ揺らすアニメって、日本のアニメって凄すぎですよね。



仏アニメ界の巨匠ミッシェル・オスロ監督(75歳)が

「日本のアニメには誰も到達できない」

て言ってたのは本当だと思う。



普段アニメを見ない人こそ、お勧めしたいです。



「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」



おかげで、ここしばらく頭の中で、

OPソングの

「君のせい、君のせい・・・・♪」

が、鳴り響いてるますよ。



早く、次を観よう!(笑)

 

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