宇宙世紀0079年そして貴婦人と一角獣

宇宙世紀0079年って知ってます?

この年

サイド3はジオン公国を名乗り、スペースノイドの復権を掲げて、地球連邦政府に対し独立戦争おこしました…。

もうわかる人はわかりますよね!

そう


(C)pixabay

ガンダムです。

始まりの物語ともいえるファーストガンダムは

僕が小学校6年生~中学生ぐらいまでにテレビシリーズと映画版三部作も次々に上映されました。

ガンダム人気は最高潮で、

ガンプラなんか、特にザク(シャア専用ではなく量産型ね)どこいっても手に入らなくて

模型屋(今は死語か?)おもちゃ屋をさ迷い歩いて探したもんです。

その後、色々なシリーズが放映されて

また、外伝的なオフスピンものや低年齢層向けのものまで大量に作られ

ガンダムがビジネスの1ジャンルとして確立されるぐらいになりました。

日本のアニメや映画監督の方でもガンダムの影響を受けたフォロワーはかなり多いです。


(C)pixabay

海外でも

最近上映されたスピルバーグ監督のハリウッド映画『レディ・プレイヤー1』でもガンダムが登場しましたが

原作の小説家アーネスト・クラインがガンダムファンであるという事であったり

ジェームス・キャメロン監督(ex.エイリアン2・ターミネーター2・タイタニック・アバター)も古くからのガンダムファンであるとか。

ガンダムについては僕ごときが話さなくってももっと詳しい解説者がごまんといると思います。

ファースト以外にも非常に多くのシリーズを持つガンダム

僕も見たくても見ていないものが多いのですが

最近、ちょっと良きご縁があって、じっくり見れるシリーズに出会っています。

それは、


(C)サンライズ/メ〜テレ

「ガンダムUC」
(UCはユニコーン)

原作は小説家の福井晴敏氏です。

代表作に『亡国のイージス』、『終戦のローレライ』、『戦国自衛隊1549』があります。

しかも、ガンダムの生みの親、アニメ監督富野由悠季ファン

有名な貴婦人と一角獣のタペストリー物語の中でも登場して象徴になっています。

寺社参拝 法輪堂 拝観日記

国立国際美術館の「貴婦人と一角獣 展」に行ってきました。 フランス国立クリュニー中世美術館所蔵の6面の連作タピスリー。 …

面白い。

見てないガンダムファン、絶対見て下さい。(笑)

映画「亡国のイージス」とか「ローレライ」様な自衛隊ものが好きな人は

ガンダムとか観てない人も面白く見ることができると思う。

何より嬉しかったのは、ファーストガンダムとしっかりつながっているので

物語に違和感を感じなかった事。

そして、ファーストのソロモン攻略でのビグザムのエピソードで気になってた

ドズル・ザビの子供(あの時は赤ちゃんやったね~)

ミネバが立派な女性になって登場している事!

実はZガンダムでも子供の状態で出てくるんだけど

摂政となっていたハマーン・カーン(俗物ども...。)の囚われというか

まあ、ハマーン・カーンも切り札としてだけではなく

忠誠心もある感じでしたが、非常にかわいそうな感じでした。

あ、でも、シャアに諭されるシーンがあったな...。

その、ミネバ、いや、ミネバ様が...。

それだけでも見る価値あります。

そして、

タペストリーが示唆するものは、ユニコーンが主人公バナージで貴婦人はミネバなのか...。

それ以外にも

辛すぎる過去を背負って生きるキャラクター

主人公バナージ・リンクスと敵として出会うが後に共鳴し合う存在ともなる
マリーダ

姉妹たちが戦死していく戦場から単独で逃亡し、脱出ポッドを用いて地上に降りる。その後、回収した男たちの手で娼館へ売られて以降、数年間は娼婦として客を取らされ続ける。後にジンネマンに養女として保護されるが、その時点ですでにマリーダの身体は妊娠・堕胎・客の倒錯行為により著しく消耗しており、女性としての機能も破壊されていた。

憤怒怨嗟を持ち、フルフロンタルを信奉して守ろうとする
アンジェロ・ザウパー

暴徒と化した連邦兵により父を惨殺され、母を強姦された過去を持つ。精神を打ち砕かれた母と共に辛うじて生き残り、母の再婚相手に引き取られるが、毎晩のように性的虐待を加えられる。母の療養のために耐え続けるも、母が自殺すると虚無感に陥り養家を出奔。フロンタルに助けられるまで自暴自棄から男娼として客を取っていた。

この二人の背景を見ても

戦争を描いていることがわかりますね。そして、人間の愚かな欲望も。

ここまで描かんでもって思うかもしれないけど

本筋のガンダムはファーストから中身はこの路線でしたから...。

原作本を読めばわかる。

イデオンもそうやったね...。

ガンダムと同じ富野作品のイデオンをトラウマアニメっていう人もいる

戦争ですから。

スレッガー中尉もこういって散っていった。

「悲しいけど、これ戦争なのよね!」

これ、うそぶいた感じのセリフやけど決してふざけた言葉じゃない。

あ、偶然にも、スレッガーがやられたのは、ミネバの父ドズルが乗っていた

ビグザムにやられたんだった...。

勿論、辛いだけではない。物語には希望もたくさんある...。と思ってます。

以前、富野監督はガンダムは人間の業のドラマって言ってた記憶があります。

どうしようもない業を持った人間も繰り返しの輪廻転生の中で少しは良きものになっていくものもいてそういった希望もあると。

輪廻転生のような、時間の進み具合ではないストーリーですが、そういった意味合いを示唆するものが多くあると思いました。

ちょっと仏教的な匂いがしますが、そういう視点で見ると僕は希望のドラマでもあると勝手に思ってます。

後のホワイトベース的な存在の母船

アーガマ(ネェル・アーガマ)って、名前の由来が仏教の聖典「阿含経」からきているのは面白い事実です。

あと、話もさることながら、登場人物の立場などや描いている世界が広くて

複雑なんで、見づらいっている人もいあるかなぁ。

ガンダムって、演劇的な手法で言うところの

グランドホテル形式

なんですね。

所謂、登場人物が多く、主役並にエピソードをもつキャラクターが沢山出てくる

群像劇

なんです。

あ、きりがない、もうこの辺で止めときます。(笑)

本当にUCを見逃したガンダム少しでも知っている人はどこかで(笑)見て下さい!

あ~、お台場の実物大の「ガンダムUC」見にいきたい...。


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