仏間の香りはどんな香り?


こんにちは。
東大阪市の仏壇屋「稲田法輪堂」(@butuzou)です。

「仏間に入ったら、良い香りがするからね。」

どんな香りをイメージされましたか?

そう。お線香の香り。

良い香りのするお線香って、どんな香りでしょうか?

高田好胤さん

薬師寺の管主をしておられた
“故高田好胤さん”は、

ご先祖さんに”お線香”をお上げになる時は、安もんの”お線香”はいかん。

とおっしゃって

講演の時に
本当の良い香りのお線香を焚かれていたようです。

仏間の良い香り

最初にご紹介した
「仏間に入ったら良い香りがするからね。」
と話されたのは、

お線香を買いに来られたお客様です。

お話を聞いていくと納得!

天然香料のみの
本当に良い香りのお線香をお使いでした。

だから、
仏間が良い香りなのです。

本当に良い香りのお線香は、
静かな純粋な空気が流れます。

その空気に
心をあわせてゆくのです。

神聖な場所の空間となります。

個人的には、
瞑想をする時に焚いたりします。

やはり、
天然香料のみのお線香がいい。

稲田法輪堂のお店に来られた方は、
「良いにおいがする」とおっしゃいます。

良い香りのお線香がたくさんありますから
ミックスされて良い香りになっているのです。

安もんはいかん意味

高田好胤さんは、
わかりやすい言葉として「安もんはいかん。」と表現されました。

香木の天然香料のみのお線香は高価になります。

仏様、ご先祖様に供えるものだから
良い香りのものを。

それだけの意味ではないのです。

その香りで、家族や子孫の
家庭生活をする人の心をなぐさめてくださっている

ということみたいです。

お客様の話された「仏間が良い香り」の言葉とリンクしていると思います。

最近、「良い線香」を
煙の少ない無臭の線香と
思っている方が増えています。

だれの、
何のためのお線香か、

ちょっと気にして頂ければと思います。

店主も法輪堂のHPで、高田好胤さんのお話を書いています。
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