ご供養にお悩みの方に『源信』展をお薦めする理由


こんにちは。
東大阪市の仏壇屋「稲田法輪堂」(@butuzou)です。

奈良国立博物館の
特別展『源信 地獄・極楽への扉』は、
平成29年7月15日(土)~9月3日(日)です。

ご供養をどのようにしようかお悩みの方に
この『源信』展をお薦めする理由を書いてみたいと思います。

人は死んでどこに行くのか?

どのように生きて、
どのように死んでゆくのか

【源 信】は、
比叡山で修行したのち
極楽浄土信仰を広めた平安時代の僧。

源信展の画像と見ると
地獄絵や極楽が出てきます。

そこは源信展。
地獄・極楽を観るだけではありませんでした。

阿修羅と修羅場

阿修羅といえば、
興福寺の阿修羅像が有名で人気です。

しかし
帝釈天と戦う阿修羅でもあります。

戦い続ける人間も「修羅」
修羅場という言葉がありますが

何かに闘い続けている人間がいる所は極楽ではありません。

地獄から離れて極楽へ向かう扉があります。

極楽への実践方法

いろいろな説明が
地獄・極楽の絵でされています。

単なる説明だけでなく
極楽への実践方法が描かれていたりします。

瞑想や修行だったりするのですが、
一般の人はどうすればいいのでしょうか?

道をつなげる聖という存在がありました。

聖(ひじり)

源信展では、
荘厳寺の空也上人立像が展示されています。

大きなお寺を出て
民間での布教に身を投じた聖(ひじり)。

南無阿弥陀仏。
一般の人も極楽浄土へと導くよう布教したのです。

源信にゆかりのある数々より
地獄から離れて極楽へ導く説明の数々に
それぞれの興味で親しめる内容となっていると思います。

「こういうものだ」と
簡単に語り切れないものが
どういうものか触れることができると思います。

果てしなく広がっていく
という感覚と私は思っています。

蛇足ですが、
手元供養は、仏壇の代用にはならない。

手元供養は個人の範囲だから
そこから広がらないし繋がるものはないと思うのです。

得ることができる学び。
より洗練されてゆきたいですね。

【拝観日記】
特別展『源信 地獄・極楽への扉』 レポート【奈良国立博物館】


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