清水寺の由縁のあるお話を思い出せました。

東大阪では記録的大雨が降ったと
なんとツイッターで流れてきました。

大雨降ったのです。
ちょっぴり大変だったのです。

ちょっとしたことでも
ただ成り行きを見ているしかないという事態で

「自然の力ってすごいんだなー」とやはり思っていました。

なつかしき教員時代のプールサイドの清掃を思い出したりして。

と思えばハプニングも楽しき思い出ですよね♪(と思って前に進もう。うん。)


こんにちは。
東大阪市の仏壇屋「稲田法輪堂」(@butuzou)です。

かすかな記憶を思い出せると爽快!

清水寺の由縁のお話を思い出してスッキリというお話、おつきあいください。

舞台の演目に清水寺との縁があるらしい

清水寺

もうすぐ観に行く舞台の内容、
観てのお楽しみとしていました。

日本の歴史の実話を題材の内容で

ちょこっと知ったところ
京都・清水寺の縁があるらしいと知った昨日。

とうぜん調べます。

清水寺の縁起、これがおもしろいのです!!

【清水寺の縁起】

音羽山清水寺は、
”賢心”(後の延鎮上人)によって開創。

”賢心”は夢にしたがい
音羽山麓にある滝にたどり着き永年練行をしている”行叡居士”と出会う。

”賢心”は”行叡居士”より授けられた霊木で千手観音を刻んで草庵と観音霊地の山を守る。

その音羽山に“坂上田村麻呂”が
鹿を求め音羽山に上がってこられ”賢心”と出会う。

観音霊地での殺生を戒められ、観世音菩薩の教えを諭される。

”坂上田村麻呂”は、深く仏法に帰依し
自らの邸宅を仏殿に寄進し、十一面千手観世音菩薩を御本尊として安置した。

こういう縁のつながりや話の展開、
とても興味深いというか面白いと思い感動します。

おもしろい!と思ったのと同時に

清水寺のお話で
戦いの時に何かがあった由縁のお話の
うっすらした記憶が横切りました。

清水寺のお話と戦いという記憶を探して

むか~し、ネットで見つけたお話。

清水寺のお話で、
戦いの時に何かがあって
今ある形のものの話があったはず!

記録しているものを探しても、…ない。
検索しても、…ない。

観音さまも関係していたはず!

それ以上思い出せず、たどれない…。

あきらめよう。
清水寺の縁起に感動できたから大満足じゃないか!

あきらめたつもりだけど、
思いつくとポチポチ調べる。

ん!?毘沙門天。

もしや毘沙門天。
調べました。

出てきました。探していたサイト。

そして、その2つ下に
『法輪堂のブログ』でも
2014年8月にこのお話のご紹介を書いていたのです!

ナイス、自分!
よほどこのお話に感動していたのだと思われます(笑)。

ご紹介、後回しになってごめんなさい。
“ご本尊の脇侍”のお話です。
↓↓↓

脇侍は、地蔵菩薩と毘沙門天

本尊は、“秘仏十一面千手観音立像”で
脇侍は、“地蔵菩薩”と“毘沙門天”。

いずれも厨子の中にまつられ、
33年に一度の特別開帳時にしか開扉されない秘仏。

観音さまの脇侍が、地蔵菩薩と毘沙門天って
意外な組み合わせのように思えます。

それには由縁のあるお話がありました。

十一面千手観音立像の
脇侍が“地蔵菩薩”と“毘沙門天”

清水寺を創建した”坂上田村麻呂”が蝦夷征討へ赴く際に、”延鎮上人”が地蔵菩薩と毘沙門天を彫った。

”坂上田村麻呂”が清水観音に「南無観世音」と祈りを続けると、戦場に僧侶と老翁が現れ矢を防ぎ敵に矢を射かけた。その二人は地蔵菩薩と毘沙門天が姿を変え現れたのでした。京都に帰った”坂上田村麻呂”が、本尊の両脇侍に地蔵菩薩と毘沙門天を安置した。

すごい話です。

まつられている仏像が
なぜこの組み合わせ?
なぜここに?と思うところに、

こんなお話があることがあり、
触れることができた時に感動を覚えます。

また、戦いとなると
とうぜん相手側に立てば
物事がちがって見える。

今回、探しものをしていく中で
『観音力』という本に出会え

次の舞台の内容も
戦いの双方の立場をみることができそうで期待しています。

(舞台は仏教のお話ではない舞台です。)

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