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仏教の信仰を染み込ませるための三宝

稲田法輪堂では、心から落ち着いたと思っていただける安心をお届けしています。

信仰の気持ち

神社仏閣は、
古くは、伊勢参りや熊野詣や寺院も
各宗派の本山詣りが

多くの庶民の人々の願いや思いと共に
楽しみを伴った観光としての
側面を持って発展してきました。

また、
あたり前の行事となっている初詣や厄払いなどで
有名大型寺院に多くの人々が訪れる傾向は、

京都、奈良やその他、各地大型有名寺院においても、
昭和になってからの電車のインフラが整っていくきっかけとして、

いわゆるランドマークとしての重要な役割があり、
電鉄会社の発展と共に寺社仏閣は興隆してきました。

寺院が日本で未だコンビニよりも多いとされるの理由の一つは
こういった寺社観光としての役割があった事は事実だと思います。
これからもその要因は重要で必要だと思います。

さらに卓越された美意識のもとに表現されてきた仏像や建物そのものが
信仰に関係なく人々を魅了してきました。

高質な美術品としての存在。
清浄な空間へのあこがれ。(パワースポットとしての価値)

ここまでの話で何も悪いことはないじゃないかと感じますよね。

でも、近年、この話の中で語られていない
唯一、衰退している事があります。

それは、信仰の気持ち。

おそらく、歴史上で言うならば、
廃仏毀釈が一つの契機であったかもしれません。
外側も中身も消されようとした最大級の法難。

それでも
信仰としての仏教を中身や形を守る行動をされた 
岡倉天心、村山龍平、高田後胤、…etc(敬称略)

時代は様々ですが
こういった様々な分野の人々の信仰離れをくい止める
尽力があった事も事実です。

元からあった千年以上の本気の仏教信仰の貯金もあったおかげで
廃仏毀釈の様な
様々危機があったものの、現在まで体裁を保って
いたのではないでしょうか。

しかし、その貯金も無くなっていき
仏教信仰が形骸化する危機感を持ってます。

今、こういった危機感を元に仏教離れを止めるために
色々な多くの人々にとっつきやすい
イベントを各寺院も一般企業や関係者と知恵を出して
行われています。

頑張っていただきたいですし、当店もこれからも
そういった活動のお手伝いすることもあるでしょう。

しかし、どの様な新しい方法で喚起するとしても
仏教信仰の重要さを押さえることは必須です。

それが無いと、ただのテーマパークに成り下がる事は
必至ですから。

でも安心してください!

仏教の信仰を染み込ませるための
簡単な次の事をまずは忘れずに
いつでも思うと良いとされています。

それは、
仏教における三宝。

三宝

 「 仏 ・ 法 ・ 僧 」

仏教系の学校に行かれた方は、

パーリ語で唱える
「ブッダンサラナン・・・・・」

あれです!(^^)
基本はこれにつきます。

これを押さえれば、後は
自分にあった法門(方法やそれぞれの教え)
につながりますから!

ここから、興味を持って仏教に興味を持っていただければ
また、意識していれば、
仏教の醍醐味である信仰に近づくことができるはずです。

「 仏 ・ 法 ・ 僧 」を大切にしてそれを知る。勉強する。

「仏」は、
ブッダの存在を信じる。悟った聖者の存在。

「法」は、
仏教の教えや方法論(今流行りの瞑想の方法論もここに入ります。)

「僧」は、
僧伽(サンガ)お坊さんの集まり、お寺組織そのもの。

この三宝は、大乗仏教でも初期仏教でも同じです!

こういうことは、逃げないで、伝える人が、しっかり伝えてほしいです。