『白檀塗り』ってご存知ですか?
じつは先日の京仏具の展示会で、不思議な色でかがやく厨子がありました。
白檀塗りといいますが、白檀材ではありません。
白檀は、中国の故事ある様に
“栴檀(白檀)は双葉より芳し”というように
優れているもの、素晴らしいもの、高貴なものとして存在してました。
この豊かな香りのする香木、古来より白檀の価値を含めたすばらしいものとしての意味あいと白檀の美しい木肌や色合い風合いをモチーフとして名づけられたのが白檀塗りということです。
木製の厨子に金箔を押し、その上から漆を塗られています。今日の画像のようなイメージだと思いました。(伝わるかなぁ…)
それでですよ!年数が経つごとに色が変化していき、オレンジ色のようになるそうです!
色と輝きによる表現により、中に納められた仏さまから広がる世界に繋がるイメージしながら見惚れました。
白檀塗りの厨子もしくは、白檀塗りについてなど興味をもたれた方はお問い合わせください。
京仏具とは
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