– 京仏師による仏像とは –
(3) 仏像の目先の位置

目の位置は重要で、仏像を安置した時にどう見えるかも重要です。
仏像は、拝む位置によって見え方が違うものです。
高さが違うと目の合う位置も違うため、空間演出のセンスが必
要となり、お経をあげたり護摩をたかれる場所から見た目線ま
た参詣する方が仏像を見たときにどう見えるかも重要で、その
ポイントも考えた上で彫り上げられます。
(お寺の内陣でも、その僧侶の身体的大きさ・体格によっても
仏像、仏具の位置が変わってくるので、その都度その場に合わ
せた微調整が必要となってきます。)
記事のつづき
– 京仏師による仏像とは – (4) 木から仏が生まれる 【 京仏師 冨田珠雲 文殊菩薩 】 国産木曽ひのきは、そのとれる山自体が聖域のある霊山の様な所であり、精神性の観点からするとこの材を使っ[…]
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仏師仏像は、毎回見積もり後の受注製作となります。