お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【京都】六波羅蜜寺 辰年御本尊御開帳 拝観日記

六波羅蜜寺 辰年御本尊御開帳
2012年

六波羅蜜寺の
秘仏の本尊・十一面観世音菩薩像(国宝)の
御開帳へ行ってきました。

「辰年御本尊御開帳」なので12年ぶりとなります。

西国三十三所 第17番札所

六波羅蜜寺

六波羅蜜寺 は、京都市東山区轆轤町にある真言宗智山派の寺院。山号は補陀洛山。本尊は十一面観音。創建者は空也上人。西国三十三所第17番札所。洛陽三十三所観音霊場第15番札所。

六波羅蜜寺 十一面観音菩薩像

951年ころ、空也上人は疾病退散のために
自ら彫った十一面観音像とともに 市中をめぐり、
病者に会うと、念仏を称えながら、
観音に供えた茶を一服飲ませ 疫病を鎮めたと伝わっています。

堂内に入ると、
パッと金色に輝く十一面観音のお姿の
大きな存在感に圧倒されました。

左右の厨子の扉も開いて揃ってご開帳で
大きさも258cmと大きいのですが
想像より大きな観音さまでした。

ご本尊の手と金剛線(?)で繋がった
五鈷杵が置いてあり、触らせ頂けました。

護符の色

今回の御開帳の「淵龍」と書かれた護符は、紫色でした。
毎年、初詣で新しく頂いて帰る護符は白色ですが
12年ごとに護符の色が異なり五色あるそうです。

辰年に御開帳があり、 護符にも「龍」の文字が。
六波羅蜜寺の前にいた龍が 空也上人に諭され改心して
お寺を守っているとのお話があるようです。

六波羅蜜寺は西国三十三所第17番札所観音霊場、都七福神の一・巳成金弁財天、醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創されたお…

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