お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【京都】六道珍皇寺 拝観日記

先祖の精霊を家に迎える「六道まいり」で知られる
六道珍皇寺へ行ってきました。

六道とは、
仏家のいう(地獄、餓鬼、畜生、
修羅、人間、天上)の六種の冥界をいい、
死後、霊は必ずどこかに行くといわれています。

六道の辻は、その分岐点で

小野篁が
あの世とこの世の従来に使ったとされる
「冥土通いの井戸」があります。

8月7日~10日には精霊を迎える六道詣りの人が訪れます。

地獄の冥官小野篁の伝説が残る現世と冥界に建つ寺

閻魔・篁堂

篁作といわれる閻魔大王像と、小野篁像がまつられています。
堂は閉まっていますが、下の方に小さい格子窓のガラスの部分があり
そこから拝見させて頂けました。

迎鐘

ご本尊・薬師如来がまつられています。

建物の右側に

篁 冥土通いの井戸

「篁 冥土通いの井戸」の説明がある扉に行くと

普段は、格子窓越しに となります。

篁 冥土通いの井戸

井戸が2つ?

寺宝展のポスターでは、
左側の写真の井戸が「冥土通いの井戸」です。

ポスターには、2つの井戸の写真があります。
右の新しい井戸は?

「冥土通いの井戸」は、
篁が閻魔大王のもとへ
向かう入り口だったとの伝承がありますが、

冥土からの出口の井戸は、 化野にあったとの説があります。

そこに昨年、六道珍皇寺の隣で新たに井戸が見つかりました。
境内にあったと伝わる出口の井戸と推定し、整備されたそうです。

名前が、「黄泉がえりの井戸」だそうです。

井戸・お仏像・堂内など格子越しで拝見しましたが、
寺宝展などの期間は公開されるようです。

六道珍皇寺の公式サイトです。六道珍皇寺は「六道さん」の名で親しまれ、お盆の精霊迎えに参詣する寺として知られています。平安…

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