お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【長野県】善光寺 七年に1度の御開帳 レポート(2022年)

善光寺 御開帳
2022年
7年に1度の“善光寺 前立本尊御開帳”
令和4年4月3日(日)~6月29日(水)

信州善光寺の御本尊

【いっこうさんぞんあみだにょらい】
(善光寺如来)

御本尊の一光三尊阿弥陀如来とは一つの光背の中に三尊(中央に阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩、勢至菩薩)が配置された様式で「善光寺式阿弥陀三尊像」とも呼ばれます。絶対秘仏となり、御開帳で姿を見せるのは分身仏である前立本尊。

お戒壇巡り

内々陣の階段を降りると回廊があります。暗闇の回廊を壁づたいに歩き、御本尊の下にある「極楽の錠前」を探します。錠前に触れると、御本尊と結縁されて極楽往生が約束されるといわれています。

仁王門

善光寺の山号である「定額山【じょうがくざん】」の額が掲げられています。“仁王像”並びに二王像背後の“三宝荒神”・“三面大黒天”は、共に“高村光雲・米原雲海”による作です。
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六地蔵

山門

楼上には「善光寺」と書かれた額が掲げられています。通称「鳩字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩の姿が五羽隠されています。2階には、“文殊菩薩騎獅像”が安置。

回向柱(えこうばしら)

御開帳期間中、三門と本堂の間に1尺5寸角(各面45センチ幅)、高さ33尺(約10メートル)の回向柱が建立されます。丈夫にまかれた白い布は本堂で五色の糸へと変わり、さらには金糸となって前立本尊の右手中指につながります。そのため回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じ功徳があるとされます。紙面に書かれている梵字と漢文は、宇宙の構成要素である空、風、火、水、地を意味します。

摺仏、御開帳特別御朱印

御開帳特別御朱印には
左に「一光三尊」の文字、
右に回向柱が描かれており
本堂前に建てられているものと同じ文字が書かれています。

回向柱 動画

善光寺

身は茲に心は信濃の善光寺 導き給へ弥陀の浄土へ。信州善光寺は、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊として創建以来約千四百年の長き…

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