【鳥取県】三徳山三佛寺投入堂 レポート

目次
三徳山(みとくさん)
鳥取県倉吉市の東にある三徳山(900メートル)は、妙義山や耶馬渓に例えられる奇景の霊山である。中腹の崖にはめ込まれたように建つ“奥ノ院投入堂(国宝)”も、まさに神秘的といえよう。
役行者、慈覚大師の伝説もあるが、10世紀ごろの開山と見られ、蔵王、子守、勝手の三所権現を祀る。本山派の修験で、かつては数多くの僧坊が建ちの並んだという。
入山には、三徳山入山心得(投入堂参拝登山の注意点)があります。
三佛寺 本堂
公式HPの“登山に適した履物”を確認して
靴を準備していきましたが、
入山受付で購入できる“わら草履”で入山することにしました。
するどい木の枝を踏んでしまうなど
危険な場合もありますが、
わら草履だと足元が滑りにくかったです。
受付で受け取った“輪袈裟”をつけて登山参拝です。
注連縄杉
クサリ坂
文殊堂(重文)
“地蔵堂(重文)”を通り、
“鐘楼堂(県文)”で鐘をついて投入堂へと向かいます。
鐘は、帰りではなく
投入堂へ行く前に鐘をつくものだそうです。
元結掛堂(重文)
観音堂(県文)
観音堂
本尊 十一面観世音菩薩
正保五年(1648)鳥取藩主池田光仲により再建
岩に観音堂がはまっているように見えます。
“観音堂”と“岩”の間をくぐり抜けて投入堂へ。(胎内めぐり)
投入堂(国宝)
平安時代の密教建築の数少ない現存遺例。
「投入堂」の名は、三仏寺の開祖とされる役小角が蔵王権現などを祀った仏堂を、法力でもって平地から山に投げ入れたという伝承に由来する。
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仏壇屋「稲田法輪堂」。仏具・密教法具のネット販売「法輪堂ドットコム」。プロフィール写真は店主。拝観日記はヨメが書いております。
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