三徳山三佛寺投入堂
2021年
2021年
三徳山(みとくさん)
鳥取県倉吉市の東にある“三徳山”(900メートル)は、妙義山や耶馬渓に例えられる奇景の霊山である。中腹の崖にはめ込まれたように建つ“奥ノ院投入堂(国宝)”も、まさに神秘的といえよう。
“役行者”、“慈覚大師”の伝説もあるが、10世紀ごろの開山と見られ、蔵王、子守、勝手の三所権現を祀る。本山派の修験で、かつては数多くの僧坊が建ちの並んだという。
入山には、三徳山入山心得(投入堂参拝登山の注意点)があります。
三佛寺 本堂
公式HPの“登山に適した履物”を確認して“靴”を準備していきましたが、
入山受付で購入できる“わら草履”で入山することにしました。するどい木の枝を踏んでしまうなど危険な場合もありますが、“わら草履”だと足元が滑りにくかったです。
受付で受け取った“輪袈裟”をつけて登山参拝です。
注連縄杉
クサリ坂
文殊堂(重文)
“地蔵堂(重文)”を通り、
“鐘楼堂(県文)”で鐘をついて投入堂へと向かいます。
鐘は、帰りではなく
投入堂へ行く前に鐘をつくものだそうです。
元結掛堂(重文)
観音堂(県文)
観音堂
本尊 十一面観世音菩薩
本尊 十一面観世音菩薩
正保五年(1648)鳥取藩主池田光仲により再建
岩に観音堂がはまっているように見えます。
“観音堂”と“岩”の間をくぐり抜けて投入堂へ。(胎内めぐり)
投入堂(国宝)
平安時代の密教建築の数少ない現存遺例。
「投入堂」の名は、三仏寺の開祖とされる“役小角”が“蔵王権現”などを祀った仏堂を、法力でもって平地から山に投げ入れたという伝承に由来する。
「投入堂」の名は、三仏寺の開祖とされる“役小角”が“蔵王権現”などを祀った仏堂を、法力でもって平地から山に投げ入れたという伝承に由来する。
三徳山三佛寺投入堂 動画
【三徳山公式ホームページ】国宝投入堂のある三徳山三佛寺公式ページです。三徳山への入山可否についてのご確認は、こちらよりご…
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