お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【和歌山】地蔵峯寺 レポート

熊野古道・藤白坂
登りきったところにある地蔵峯寺

藤白塔下王子跡です。

地蔵峯寺

重要文化財
・地蔵峰寺本堂
(昭和四十九年五月三十一日 指定)
・石造地蔵菩薩坐像
(大正六年四月五日 指定)

地蔵峰寺は、
海南市下津町橋本に所在し
熊野古道の藤白峠をこえた標高二九一mの高所にある。

本堂は、
桁行七,六m、梁間八,〇m、
寄棟造本瓦葺で、室町時代中期頃の建立と考えられている。
禅宗様式の濃厚な優れた建築技法を示している。

昭和五十一年から昭和五十三年にかけて
解体修理が行われ、建立当初の姿に復された。

本尊の石像地蔵菩薩坐像は、
総高三,一m余の大きな地蔵尊で、
光背の銘には「元亨三年大工薩摩権守行経」とある。
製作の優秀さ、雄渾な銘 大きさなど
日本有数の石造地蔵菩薩である。

熊野古道からの道

本堂

ご本尊

ご本尊は、石造の
地蔵菩薩坐像。

正面の格子から
ご本尊の大きなお姿が見えました。

寺の裏にある丘が
御所の芝」といい、
和歌浦から淡路島まで見渡せます。

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