お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【兵庫】中山寺の”大涅槃図”と“えんま天供” レポート

【兵庫】中山寺
”大涅槃図”と“えんま天供”
2020年

兵庫・中山寺の“大涅槃図”が
公開されていると行って来ました。

ちょうど、“えんま天供”の日で
ご祈祷していただけました。

西国三十三所 第24番札所

紫雲山 中山寺

真言宗中山寺派大本山

本尊 十一面観世音菩薩

安産祈願の寺

聖徳太子が創建した日本最初の観音霊場と伝えられる。後醍醐天皇、明治天皇など、皇室歴代ともゆかりが深い。

源頼朝をはじめ武家・庶民にも深く信仰されてきました。ことに、豊臣秀吉は中山寺の観音様に祈願して秀頼を授かり、秀吉亡き後、秀頼は戦火により荒廃した伽藍の再建をしました。

幕末には、中山一位局(明治天皇の御生母)が中山寺の御腹帯を受けて明治天皇を御平産されたことから、明治天皇勅願所となり、安産の寺として知られる。

山門

400年前に再建されたもの。

二体の“仁王像”が外側へ向けてにらみを利かせ、また北側にも魔除けのために“狛犬”と“獅子”が祀られています。

仁王像

獅子

狛犬

えんま天供

毎年2月16日。
えんま様のご利益を授かる恒例行事。

えんま様にお供えした大根を焚いて食べると、無病息災、中風除けのご利益があるとされる。

“えんま堂での祈祷”を申し込むと大根焚きの接待が受けられる。

まずは、
“えんま天供 受付”でご祈祷をお願いします。

閻魔堂

閻魔堂でお祓いをしていただき

その後にテントの中へ。

大根焚き

大根焚きは、
お持ち帰りにもしていただけるようでした。

大根の厚みが5cmぐらいあり

とても大きい大根に
たっぷりのタレがかかっていました。

お出汁がしっかりしみ込んで
アツアツを美味しくいただきました。

“罪障消滅御守り”と“梅干し”

とても美味しい梅干しでした。

五百羅漢堂

釈迦如来を本尊として、
そのお弟子である羅漢さんを
七百有余体もお祀りしており、
如来の説法を聴聞するお姿を再現。

本堂

本堂

内外とも極彩色で飾られ、
外壁にはさまざまな
動物・霊獣などが描かれています。

「安産の観音さま」として全国に知られる。

豊臣秀頼再建の本堂には、女性の苦難を救うというインドの“勝鬉夫人”を写したと伝える本尊の“十一面観音立像(重文)”を奉安している。安産・求子の観音様として篤く信仰されてきました。

両脇侍も十一面観音で、3軀あわせて33面、西国札所の観音の数と等しくなる。

本堂前に、
ご本尊の左手と結ばれている
“御手綱”で繋がった
“五鈷杵”が置かれていました。

「大慈大悲に包まれることを
念じながら五鈷杵にお触れ下さい。」
と書かれています。

五鈷杵にふれて、ご本尊と繋がれます。

“鐘の緒”とは、鐘を鳴らすための麻紐。中山寺の鐘の緒には観音様の力が宿っているとの言い伝えがあり、御腹帯を「鐘の緒」として授けられます。
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仏様のステンドグラス

大涅槃図 御開帳

大願塔

大涅槃図の公開されている
“大願塔”へ。

大涅槃図 御開帳

毎年二月十五日を挟んで一週間ほど一般公開。
(二月十一日~十八日)

江戸後期、弘化三年に上田公長が描いたもの。

縦407cm、横378cmの大涅槃図。

掛軸で、お釈迦さまが満月の夜に入滅され、全てのものが悲しみに暮れている仏涅槃図です。江戸時代以前にはあまり描かれていなかった猫が登場します。

「涅槃図」は、釈迦八相の一つで、お釈迦さまが悟りを開かれた後、四十五年間の説法を終えた臨終の模様。

大涅槃図のお釈迦さまは、金色に輝いて描かれていました。

大涅槃図の横には、“室町時代の涅槃図”もありとても繊細なラインで描かれていてじっくり見惚れました。

大涅槃図を見たり、室町時代の涅槃図を見たり、見比べたり。それぞれ人やいろんな動物がたくさん描かれているのでいつまで眺めていました。

お釈迦さまの入滅(亡くなられた)された2月15日の行事。
“涅槃会”は、涅槃図をかかげ、供養を捧げて儀式を営まれます。“涅槃図”には、お釈迦さまが沙羅双樹の間に頭を北に顔を西に向けて横たわり、その周囲には弟子たちや天竜鬼畜が集まって泣き叫んでいる様子が描かれています。

鎮守社・大師堂・五重塔

“五重塔”は、高さは約28m。
平成29年再建されました。

珍しい青色に彩られた塔であり、
仏の智慧と東方を表した青色の龍を
イメージしています。

ネパールより譲り受けた仏舎利が
納められています。

梅林も公開されていましたが、
とても強い雨が降っていたので

境内に咲いていた梅の花を。

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