2015年
奈良 岡寺に行って来ました。
西国三十三所 第7番札所
岡寺(龍蓋寺)
真言宗豊山派。
西国三十三所第7番札所の「厄除け観音」として信仰を集めた。
663年創建。
義淵僧正が草壁皇子の宮殿の地に建てた寺
仁王門(重要文化財)
1612年建立。
四隅上にはそれぞれ阿獅子・吽獅子・龍・虎。
手を清める水には、綺麗なガラス玉が浮いていました。
三重宝塔
軒先に荘厳として吊るされた琴。
鐘楼堂
梵鐘には文化5年(1808)と刻まれている。
梵鐘をならさせていただきました。
「大きな音過ぎてはいけない」と思い、
控えめにした以上に小さい音になってしまいました。
開山堂
阿弥陀三尊を安置。
遠くから見ても青い照明のような光がうつっていて、最初は開山堂内の光なのかと思いましたが堂内の照明ではなく、外にある白い花が正面のガラスに映りこんでいるのが遠目から青い照明のように見えたようです。
本堂
19世紀初頭の建立。
【如意輪観音坐像】(重要文化財)
日本最大の塑像。
日本三大仏のひとつ。
弘法大師が日本、中国、インドの土を混ぜ合わせて造られたと言い伝えられている。
日本三大仏
東大寺の盧舎那仏(銅像)・長谷寺の十一面観世音菩薩(木像)・岡寺の如意輪観音菩薩(塑像)
真正面に行くと、大きな白いお顔が見えます。
塑像で大きいご本尊の実物は、木造の建物とも違和感なく、でも大きさの存在感はありました。
(正面に見えているのはご本尊ではなく、写り込んでいる外の風景です。)
【龍玉 願い珠】
龍が持つのは如意宝珠で願いを叶える珠であるとも言われている。
龍蓋池
【龍蓋池伝説・龍神信仰】
農民を苦しめていた悪龍を、義淵僧正が法力によって池に封じ込め、大石で蓋をした。
この池を龍蓋池と名付け龍蓋寺(岡寺)の始まりとなった。
蓋である大きな要石に触ると雨が降るという言い伝えがある。
奥の院
開祖 義淵僧正の廟搭と伝えられる宝篋印塔。
「弥勒の窟」といわれる石窟堂に入ってみました。
奥にある明かりを頼りに、かがみながら前へと進みます。
弥勒菩薩坐像がおられました。
岡寺は「ガラス玉」や「琴」「仁王門の四隅」など知らなければ見落としてしまうポイントがあるので、行く直前にポイントチェックが大事かもしれません。
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