【奈良】當麻寺 中之坊
2015年
2015年
當麻寺の仁王門を入って歩いていくと左側に當麻寺中之坊があります。
當麻寺 中之坊
栂當麻寺開創にともない、別当住職の住坊として創建されたという、真言宗の別格本山。
中将姫剃髪の場所と伝え、宝形造りの剃髪堂には十一面観音をまつる。
本堂(中将姫剃髪堂・桃山時代)
奈良時代、中将姫が剃髪した授戒堂で、建物は桃山時代の再建。
平安時代に中将姫の守り本尊である十一面観音を刻み本尊とした。「導き観音」と呼ばれる。
平安時代に中将姫の守り本尊である十一面観音を刻み本尊とした。「導き観音」と呼ばれる。
香藕園
大和三名園(竹林院、慈光院)と賞される池泉回遊式兼観賞式庭園。
上に見えるのが東塔。
上に見えるのが東塔。
写仏道場
貼り紙があったので、お庭からガラス戸を開けると、とてもいい香りがしました。
霊宝館
新春秘宝展
(2015年 1月 1日~2月28日)
(2015年 1月 1日~2月28日)
“七福神”に関する宝物が特別公開されていました。
布袋和尚を100人の童子が囲む屏風「布袋尊百童子屏風」など和やかなものから、中将姫ゆかりの宝物もありました。
布袋和尚を100人の童子が囲む屏風「布袋尊百童子屏風」など和やかなものから、中将姫ゆかりの宝物もありました。
中将姫が自らの髪を用いて南無阿弥陀仏と刺繍された上に雲に乗った阿弥陀如来像が刺繍された掛軸。
中将姫誓いの石
奈良時代 當麻寺は女人禁制であった為、中将姫は入寺を許されなかった。そこで姫は入寺されたい一心から3日間念仏を唱えられたところ不思議にもお経の功徳でこの足跡がついたと伝えられる。それ以後、女人禁制がとかれたという。
髪塚
中将姫は下ろした髪を以て六字の名号を刺しゅうし、感謝の気持ちを表されたという。その故事に因んで建立されたのがこの髪塚で毎月16日(6月16日に大祭)には塚の前にて髪を供養し、心身の健康を祈願する法会が営まれる。
役行者加持水の井戸
役行者が秘薬「陀羅尼助」を精製した際、水を清めて用いた井戸。
當麻寺中之坊のお守り
関連記事
【奈良】當麻寺 本堂2015年 中将姫の「當麻曼荼羅」のお寺 當麻寺へ行って来ました。 二上山禅林寺真言宗の寺院と浄土宗の寺院が當麻寺を護持している。弥勒仏をご本尊とし、金堂・講堂を中心とした[…]