2013年
京都・智積院に行って来ました。
木々の葉が色づき始めています。
拝観入口の横の収蔵庫に、
長谷川等伯による国宝障壁画が納められています。
ホール内が障壁画に囲まれている中で見せて頂けました。
講堂
講堂では、平安時代の阿弥陀如来坐像がまつられていました。
左右のお部屋には、モノトーンの障壁画があり
向かって左側に夕陽、右側に朝陽となっていました。
夕陽の描かれた月が幻想的でした。
復元された障壁画の部屋から利休好みの庭をながめます。
各部屋にある障壁画を楽しみながら講堂内をまわり
金堂へと向かいます。
金堂
この金堂の階段は感動しました。
段階の下の早くからご本尊の西村公朝作の
光背が赤く彩色された金色に輝く大日如来のお顔が見えます。
そこから一段一段登って、お顔がずっと一定の場所に見えました。
これは須弥壇の職人さん、業者さん、仏師さんが
お仏像の目先を重視してつくられたものだと思います。
お経をあげられる場所、座られる方の身長、一般の参拝の方の
場所を考えて全てつくっていかれるとは聞いていましたが、
金堂の外の階段からもずっと目を合わせた状態であったのには感動でした。
明王殿
これは、こちらの明王殿でも階段の下の方から不動明王のお顔が見えて
目を合わせて近づいていくことができました。
高い所に不動明王がたくさん従えて坐しておられます。
向かって金堂の左に明王殿がありますが、途中に蓮池があります。
ここも感動のツボでした。すてきです。
大師堂
桔梗の紋
境内には、幕や瓦に桔梗の紋がたくさんあります。
築城の名手として名高く
祥雲寺の建立を命じられ期待に応えた
武将 “加藤清正の家紋”に由来しているのだそうです。
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