2011年
紫陽花が咲き季節になるたびに、
気になっていた三室戸寺。
とうとう紫陽花の咲いている時期に
拝観することができました。
西国三十三所 第10番札所
山門
参道の右側に、あじさいの庭園があります。
まずは、本堂へ。
なだらかな道の向こうに
傾斜の急な石段を上ります。
上ると、
たくさんの蓮を植えられた向こうに
本堂があります。
本堂
蓮のつぼみが、あちらこちらで膨らみ始めていました。
蓮は、龍の柄のある大きな鉢に植えられています。
勝運祈願の宝勝牛(牛玉)
牛の口に手を入れて
口の中にある玉に触れると、勝運に恵まれるといいます。
なぜ、牛の口の中の玉を触って勝運かというお話が
三室戸寺のHPにマンガで描かれています。
簡単に書かせて頂くと、
お百姓さんがようやく手に入れた子牛が弱々しく
毎月の三室戸寺の観音詣に連れて草を食べさせていたところ
子牛が口から玉を吐き、その後から子牛はどんどん大きく元気になりました。
そして、自分の牛と闘わせて欲しいと持ちかけられ闘わさせたところ
勝負に勝ち、そのお百姓さんは賞金百貫を手にしたそうです。
狛兎
仁徳天皇の弟 菟道稚郎子が宇治に来た際、
兎が道案内したとの伝承もありがあります。
兎の前の大きな玉に丸い穴が開いています。
穴の中に手を入れて
中にある卵形の玉をうまく立てる事ができると
願いが通じると云われています。
朝鮮鐘の龍頭
この鐘の龍頭をなでると
金(鐘)がかえると伝えられています。
なぜ、この鐘の上の部分をなでると
金(鐘)が返るのかというお話も、
三室戸寺のHPに書かれています。
簡単に書かせて頂くと、
これは三室戸寺の古鐘を没収の際に切り落とされ
床の置き物とされたものです。
しかし、持ち帰ったものの病に伏せたので
三室戸寺に返そうとしても受け取って貰えなかったため
陳謝し病気平癒の祈祷を依頼すると
病は癒え毎年米御供百俵をおくるようになったそうです。
本堂の向こうには、
「阿弥陀堂」「鐘楼」「三重塔」
紫陽花
一回りして、下に降り
紫陽花の庭園へ。
紫陽花は、1万株。
色々な種類の紫陽花が植えられています。
紫陽花の柄のものと
お香をお土産にしました。
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