お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【奈良】春の新薬師寺へ

【奈良】新薬師寺
2011年

聖武天皇眼病平癒祈願の為、天平十九年勅願により
光明皇后によって建立された「新薬師寺」に行ってきました。

華厳宗 日輪山 新薬師寺

大和十三仏霊場 7番札所
西国薬師四十九霊場 6番札所

南門

新薬師寺 南門

【 南門 】 鎌倉時代 重文

鐘楼

南門を入ると、右側に

新薬師寺 鐘楼

【 鐘楼 】 鎌倉時代 重文

中に梵鐘(重要文化財)があり、天平時代の貴重なものだそうです。

日本霊異記にある道場法師鬼退治の釣鐘として名高い梵鐘です。

観音堂(元地蔵堂)

南門を入って左側には、

新薬師寺 観音堂(元地蔵堂)

【 観音堂(元地蔵堂) 】 鎌倉時代 重文

堂内 真ん中には、
十一面観世音菩薩(室町初期)
右側には、薬師如来(室町時代)
左側には、地蔵菩薩(室町時代)

左側の地蔵菩薩像は、
安産の仏として信仰されていたそうです。

本堂前で、ちょうどの花が満開でした。

新薬師寺 本堂前の桜

本堂

南門を入って、まっすぐ真正面に見えるのが

新薬師寺 本堂

【 本堂 】 奈良時代 国宝

屋根の鬼瓦は、奈良時代当初の特色として、
角の生えていない鬼瓦があがっています。

堂内の真ん中には、巨大な円形土壇(須弥壇)。

その中央に薬師如来坐像
(木造 像高191,5cm 平安時代 国宝)。

胎内に『法華経』8巻(国宝)が納められていました。

薬師如来坐像の周囲を眷属の
十二神将立像(塑造 奈良時代 国宝)
が取りまいています。

薬師如来坐像は、
大きな目で、とてもインパクトのある
お顔でいらっしゃると思いますので、

クイズなどで出てきても見分けできて
答えられそうに思いました。

本堂の外観は、窓など一つもなく、真正面から見て
まったく「ひと気」がないような印象を受けます。

新薬師寺 本堂

本堂の左側の扉が開いていて、堂内を拝観できます。

堂内は暗く、実際には静かなのですが、
どこか活気があるにぎわいのようなものを同時に感じました。

横から入りますので、

真正面にまわりますと
見上げる大きさの薬師如来がおられ、
光背の金色が明るく感じます。

暗い堂内を進んできて一気に
明るさに開かれた感覚になりました。

薬師如来の周囲を、
ぐるりと円形に並んでおられる
十二神将は、干支の仏でもあり、
自己の守護神の前に絵馬を掛けて祈るようになっていました。

十二神将

  • 宮毘羅(波夷羅ハイラ)像  ※後補
  • 伐折羅バザラ像
  • 迷企羅メキラ像
  • 安底羅アンテラ像
  • あにら像
  • 珊底羅サンテラ像
  • 因達羅インダラ像
  • 波夷羅ハイラ像
  • 摩虎羅マコラ像
  • 真達羅シンダラ像
  • 招杜羅ショウトラ像
  • 毘羯羅ビギャラ像
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