お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【京都】来迎院 拝観日記

【京都】来迎院
2010年

「大原魚山声明の本山 来迎院」へ行くことができました。

来迎院まで

三千院に向かう石段前横に

三千院


このような看板があります。
↓↓↓

来迎院 看板

来迎院

天台宗に属し、慈覚大師の開祖 聖応大師の中興による大原魚山声明の本山である

本尊(薬師如来・釈迦如来・彌陀如来)藤原時代 重要文化財

脇侍 毘沙門天、不動尊(藤原時代 後期代)
前卓(鎌倉彫りの初期作)梵鐘(鎌倉時代作)
聖応大師(融通念仏宗開祖 自作)
御木像聖応大師三重石塔(重要美術文化財)

“来迎院”へと看板の矢印の方向に少し進んで歩いたものの、とても静かで人の気配がなくて、建物などの気配もなく、心細くなってきたので戻って三千院に向かいました。

やはり三千院の中には「本尊 釈迦如来」や、「脇侍 毘沙門天・不動尊」というところはなかったので「やはり、この先に来迎院がある」と思いふたたび向かうことにしました。

しかし、やはりあまりにも気配がなく、度々心細くなりながらも歩いていきました。

来迎院 受付看板

ようやく、「来迎院」の受付の看板が、ありました!

来迎院

来迎院は、
比叡山延暦寺の別院で慈覚大師円仁が、中国の五台山を模して建立。
声明(仏教歌謡)の修練道場として開山。

その後、融通念仏宗の開祖 聖応大師良忍が天台声明を集大成として魚山流の本拠としました。

良忍上人は、46才の時 念仏中に“阿弥陀仏”から“融通念仏”の教えを授けられました。

一人の念仏と衆人の念仏とが互いに融通しあって 往生の機源となること
来迎院 門

石段をあがり、門を通り真っ直ぐ前に進んでいくと受付があります。

受付をすませた後に“参拝記念のスタンプ”を押して右側に上っていきました。

梵鐘

来迎院 梵鐘

上にあがると、梵鐘がありました。

鎌倉時代作の梵鐘です。

山の自然に包まれるように本堂が建っています。

本堂

来迎院 本堂

本堂は、室町時代後期の建物です。

靴を脱いで階段を上がり
真正面から格子越しにご本尊が見ることができます。
横側に回り、堂内に入らせて頂きました。

本尊

中尊に、薬師如来
右に、釈迦如来
左に、阿弥陀如来

脇侍

右に、毘沙門天
左に、不動明王

須弥壇を離れて
向かって左奥に

慈覚大師坐像
元三大師画像

音無の滝

聖応大師坐像近くに「音無の滝」があり、
の前で声明を唱えていると、いつしか声明が滝の音と同調して音が消えて無くなったと言われているそうです。

内陣の須弥壇が高くなっていて座って拝ませて頂くと、見上げるようになりご本尊のお仏像を見せて頂きました。

歴史ある山の中の建物の中で歴史あるお仏像の前。現代的な物が全くなく、照明はなく、差し込む自然光の中。ただ滝の勢いよく流れる音と流れ込む風を感じながら拝まさせて頂きありがたい時間でした。

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