【大阪】四天王寺 レポート

【大阪】四天王寺 レポート

聖徳太子が戦勝祈願の
四天王像を祀った寺「四天王寺」

四天王

四天王

四天王とは、仏界を守護する神で
東方は持国天、南方は増長天、
西方は広目天、北方は多聞天が守る。

『金光明最勝王経』には、
四天王は国家を鎮護し、外敵・天災を除き
民生の平安を守ると説かれている。

金堂本尊は、
聖徳太子の本地仏である救世観音像であり、
四天王像はその須弥壇の四方に安置されている。

中門(仁王門)

番匠器名号

幟に書かれた文字「番匠器名号」

聖徳太子は、四天王寺建立の際
百済より大工(番匠)を招き、
日本に大工技術を持ち込んだことにより
大工たちの間でも大工技術の始祖であると崇められています。

四天王寺の七堂伽藍を創建されるとき
大地の産物の命を絶ってしまうので、
金槌、鋸、錐などに仏性を入れて
番匠器(大工道具)で「南無阿弥陀佛」の名号を書かれ、
工事安全と無事建立を祈ったと伝わります。

工事を行う際には、
この番匠器名号の幟を作業の
安全祈願として掲揚します。

転法輪

転法輪(てんぽうりん)

転法輪とは、古代インドの戦車の車輪を
形どったもので「お釈迦様の教え」の意味がある。

釈迦如来の説法が過去現在未来と
無限に続くことを表しており、
仏足石・菩提樹と並んで、
仏陀(悟れるもの)の象徴とされる。

参詣者はこれを手のひらで軽く
右(時計回り)に回転させ、
仏の尊い教えが車輪のように
回転して遠くまで広がる様を表している。

この転法輪は、
極楽門の門柱にあります。

五重塔

「五重塔」

聖徳太子創建の時、六道利救の悲願を込めて
塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と
自らの髻髪(きっぱつ)六毛を納められたので、
この塔を「六道利救の塔」といいます。

六時礼讃堂

六時堂
江戸時代 重文

最澄が建てた比叡山の
根本中堂を模したと伝える。

昼夜6度、礼讃をすることから
六時礼讃堂の名がついた。
薬師如来が祀られる。

毎年4月22日には、
六時堂と石舞台で
聖霊会舞楽大法要が
華麗に繰りひろげられる。

大師堂

「大師堂」

真言宗の開祖 弘法大師をお祀りしているお堂。
弘法大師は若き日、西門で日想観を修業されたとされます。

 

五智光院

「五智光院」

大日如来を本尊とする五智如来を安置。
授戒灌頂会を修する道場

万燈院

阿弥陀堂

「阿弥陀堂」

法然上人二十五霊場の札所

聖霊院(太子殿)

「聖霊院(しょうりょういん)」

聖徳太子をお祀りしているお堂

寅之門

猫之門

太子井戸屋形

野沢菜伝来の記念碑

野沢菜のルーツは、
なにわ伝統野菜の天王寺かぶらだそうです。

西門の石鳥居

石鳥居

忍性が再建した石鳥居。

扁額の文字
「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」

古来より西方極楽浄土の東門にあたると
信じられており、現在も真西に陽が没する
彼岸の中日に、夕陽を拝して極楽浄土を
観想するという修法「日想観」が行われています。

「四天王寺縁起」(根本本・国宝)
太子直筆で手形まで押されたもの。
ここに「四天王寺の五重塔と金堂は
極楽浄土の東門に当たる」と書かれていた。

日想観とは、『観無量寿経』に説かれる
16の行法の一つ。
沈む夕陽を見て西方にある
阿弥陀仏の浄土を瞑想し、
臨終の際に極楽浄土の助けとする行。

石鳥居の写真は、
お彼岸の夕陽に照らされた石鳥居です。

皆さんは鳥居の向こうにある極楽門に並んで
石鳥居の方向をむかって夕陽を見ておられました。

 

拝観日記:
「四天王寺 極楽浄土の庭 2018年桜」
「ゆったりが、四天王寺 大日如来・十一面観音菩薩が帰山」

 

 

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