秀吉の妻 北政所ねね終焉の地 圓徳院です。
『百鬼夜行展』
開催日時 : 2009年7月11日~8月31日
開催場所 : 高台寺 圓徳院
正 門
木下家歴代藩主の墓が置かれ、木下家の屋敷となっていたため
長屋門の形態がとられています。
秀吉公好み手水鉢
秀吉が西尾家に世話になったお礼として贈った手水鉢
豊臣秀吉の出世守本尊 三面大黒天
東山圓徳院の三面大黒天は、
福徳信仰の象徴として豊臣秀吉が念時仏といわれる珍しい尊像です。
三面大黒天とは、
大黒天・毘沙門天・弁財天の三天合体の霊像です。
御堂は、京都御苑から移築したものです。
『百鬼夜行展』の期間中で
円山応挙作の「幽霊図」や、江戸時代のユニークなおばけが
描かれた百鬼夜行絵巻などが展示されていました。
「幽霊図」ですが、展示前の説明書きでは
「お盆の時期に掛けて、仏さまにお供えする香などを焚くもので
出てきてこの世を恨むものではない」
と書かれていました。
掛け軸の前には香炉が置かれており、香・線香を焚かれていました。
ところどころに、自然に花がいけてあり
京都の古い家屋の香りがしていて
馴染み深いような懐かしいような落ち着きを感じました。
そんな中、百鬼夜行の軽快なユーモラスな掛け軸があり
楽しく見せて頂きました。
中ほどに、赤っぽいイメージの秀吉坐像があり
近寄れる場所にありますが、あまり近寄りがたい感じがする像でした。
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