お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【京都】「東寺のすべて」灌頂院、五重塔、御影堂(大師堂)レポート

「東寺のすべて」拝観受付
真言宗立教開宗1200年記念 
特別拝観「東寺のすべて」

2023年10月9日(月・祝)~10月31日(火)
教王護国寺(東寺)

通常非公開の灌頂院が公開されるとともに、弘法大師空海が最澄に宛てた手紙、国宝「風信帖」や現存最古の彩色曼荼羅で、平安仏画の最高傑作として名高い国宝「両界曼荼羅図」など、第一級の寺宝が宝物館で公開されます。

普段は入れない五重塔初層や 灌頂院 を含む計8か所を公開。期間中、 御影堂 に安置されている「弘法大師 坐像」(国宝)の 厨子 は開扉される。

音声ガイド

東寺のすべて 音声ガイド
東寺

京都市南区九条町にある真言宗の総本山の寺院。山号は八幡山。本尊は薬師如来。真言宗の根本道場であり、教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる

講堂(重要文化財)

東寺 講堂
【立体曼荼羅】
“大日如来”をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天21躯の仏像が安置。これは弘法大師の密教の教えを表現する“立体曼荼羅”。16躯が国宝。

なんど来ても初めて訪れたかのように、いろんな発見しながら時間が忘れます。

金堂(国宝)

東寺 金堂
【薬師三尊・十二神将】
金堂本尊の薬師如来坐像と日光、月光の両脇侍菩薩立像(重要文化財)。光背上には7躯の化仏を配して七仏薬師をあらわし、台座の周囲には十二神将立像を配しています。

薬壺をお持ちになっていない薬師如来像です。日光菩薩、月光菩薩。高い場所にお立ちになっていて、薬師如来の台座は十二神将でまもられていて、空間が広くて、これが東寺の金堂なのだとあじわえました。

五重塔(国宝)

東寺 五重塔
弘法大師の創建着手にはじまりますが焼失し、現在の塔は徳川家光の寄進により総高約55m、現存する日本の古塔中もっとも高い塔。中央の心柱を“大日如来”として、まわりを[南]宝生如来・[西]阿弥陀如来・[東]阿しゅく如来・[北]不空成就如来と8躯の“菩薩”が囲んでいる。四方の柱には“金剛界曼荼羅”、四面の側柱に八大竜王、四方の壁には弘法大師など“真言八祖像”が描かれ、これら四如来とともに曼荼羅を形成している。

初層内部は通常非公開。

「初層内部の彩色は江戸時代前期の秀作」ということで模様が薄く見えなくなっている部分もありましたが、和のやわらかさもあるすばらしい彩色でした。中央の下方の一部が透明となっていて照明もあてられていて“心柱”を目にすることができました。

南大門(重要文化財)

東寺 南大門
南大門・金堂・講堂・食堂が南から北へ一直線に整然と並ぶ伽藍配置や、各建物の規模は平安時代のまま。この配置は、仏(金堂)・法(講堂)・僧(食堂)、生活の中で修業を見出す所。

門からまっすぐに金堂が見えている光景に感動します。

灌頂院(重要文化財)

東寺 灌頂院

《灌頂院 東門》(重要文化財)

真言宗最高法儀といわれる後七日御修法の際、東寺灌頂院には両界曼荼羅(元禄本)が掲げられます。
東寺 灌頂院 北門

《灌頂院 北門》(重要文化財)

『国宝 十二天像と密教法会の世界』展をみせていただいてから、毎年お正月になると東寺の後七日御修法のニュースが気になっていたその場所に入らせて頂くことができました。踏みしめる足元の感覚、壁の質感、空間、そしてあの目にした掛け軸が掛けられるのであろう壁を見ながら想像しました。

東寺 小子房

東寺 小子房 斜め横から見える門
襖絵や壁画は堂本印象、庭園「澄心苑」は七代目小川治兵衛の作。小子房の西側、庭の奥に国宝蓮華門。

小子房 レポート

※2007年に公開されたときのレポートです。

御影堂(大師堂、国宝)

もとは弘法大師空海の住坊で、大師の念持仏・不動明王坐像(秘仏)が安置され、不動堂とも呼ばれている。

国宝の御影堂(大師堂)では普段、閉まっている国宝弘法大師坐像の厨子の扉が開かれていましたので見せていただくことができました。

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木象嵌香合 木を彫り込み、そこに色の違う木を嵌め込み、模様を描き出しています。 桜に紅葉 両山紋 蓮 菊 弘法大師御影 …

宝物館

東寺 宝物館
真言宗立教開宗1200年記念
東寺の宝物をまもり伝える
ー修理の軌跡 継承の志ー

2023年秋期特別公開
2023年9月20日(水)~11月25日(土)

※真言宗立教開宗1200年を記念して、国宝両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅)は前期、国宝弘法大師尺牘(風信帖)は後期の特別展示。

修理をされた東寺の宝物など数々を見せていただいた中に、獅子があり講堂の大日如来の台座にあった獅子を間近に目にすることができました。

そのあと圧倒されたのが、もと食堂の本尊だった6mの《千手観音菩薩》。ただ大きいだけではなく、その存在感はすごいものでした。そして羅城門の上に祀られていたとされる《兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてん)》(国宝)、地蔵菩薩、愛染明王。宝物館ですが堂内のような空間の中で包まれているかのようでした。特別公開は前期でしたので《国宝両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅) 》を見せていただけました。

東寺 観智院

東寺 観智院 門 正面
弘法大師の教えを伝える密教教学の研究機関。中国・唐からもたらされた重要文化財「五大虚空蔵菩薩坐像」や、宮本武蔵(1584~1645)の手による障壁画など。

観智院 レポート

東寺 北大門

《北大門》(重要文化財)

食堂(じきどう)

東寺 食堂
十一面観音菩薩。
洛陽三十三所観音霊場第23札所。
焼損した3メートルを越す持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王。

彩色もされている十一面観音像です。
東寺に来るとやはり焼損していても四天王像にはお目にかかりたいと思うものです。その大きさと存在感は大人になった今でも感じるものは変わっていませんでした。

東寺のすべて 拝観スタンプ
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