お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

四国八十八ヶ所霊場めぐり 第十番「切幡寺」

第10番 切幡寺(きりはたじ)

第10番札所得度山灌頂院 切幡寺
別称幡切り観音
宗派高野山真言宗
御本尊千手観音菩薩
御真言おん ばざら たらま きりく
開基伝・空海(弘法大師)
本堂には大師作と伝える本尊“千手観音”と“即身成仏観音(秘仏)”が祀られ、山腹には“大塔(重文)”が建つ。

是より三三三段

鐘楼

本堂

猊座文殊画
 須弥壇奥の来迎壁には、「宝池の画」と桃山時代の代表的な絵師である狩野山楽(1559~1635年)筆と認められている「猊座文殊画」が遺る。
 「猊座文殊画」は画面の左半にに伏している大きな獅子の背上で、左手に柄の長い如意をとり、右手に経巻をもった“文殊”が立ち膝の姿勢で腰掛け、顔は静的な表情をしている。

大師堂

はたきり観音

縁起ゆかりの観音像

切幡寺大塔(国の重要文化財)

切幡寺大塔
〔構造形式〕 五間二重塔婆
〔高さ〕 総高24,168m

奥の院・八祖大師堂

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