お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【大阪】勝ちダルマで有名な箕面“勝尾寺”

【大阪】勝尾寺
2008年

初秋の勝尾寺に行って来ました。

西国三十三所 第23番札所

勝尾寺

勝尾寺は、大阪府箕面市にある高野山真言宗の寺院。山号は応頂山。本尊は十一面千手観世音菩薩。西国三十三所第23番札所。開山は開成、寺号は「かつおじ」「かちおじ」などとも読まれる。「勝ちダルマ」が有名である。

日本最初の三宝荒神なのだそうです。

「勝運」
仏法の祈願力には時の朝廷の権力も及ばなかった事から、
王に勝つ寺「勝王寺」と清和帝が号した。
依って源氏・足利氏等各時代の覇者達が勝ち運を祈り、
以来人生全てに「勝つ」として勝ち運信仰の歴史をたどっている。
(パンフレットより)

門に、小さい達磨さんが並んでいました。
境内のあちこちにあります。

門をくぐると・・・

素晴らしい景色が広がります。

お清め橋

橋の下からは、スチームの様なものが出ています。

橋を渡る際にはお清めの霧を浴び、
厄を落とし、身を清めてから境内に。

境内に、生の読経の声のマイクが流れ始めました。

右側に見える鳥居の所(弁天堂)には、
弁財天がおまつりされています。

ここ橋は、今年に渡された新しい橋の様で
檜のとてもよい香りがしました。

歩き進んで行くと

何だか坂道が、とてもきつい・・・

違う道を進んでしまったようです。

多宝塔周りを大回りをして
先に上に登ってしまいました。

二階堂

着きました。
法然上人第5番霊場の「二階堂」です。

浄土宗開祖「法然上人」が
四年間住み、修行をされた建物です。

二階堂から見た大阪平野です。

逆回りとなりましたが
降って行きようやく本堂に着きました。

梵鐘は、突かせて頂けるようです。

普通に突いたつもりが
思いっきりがよかった様で
大きく響き渡ってしまいました。

本堂

西国二十三番札所のご本尊十一面千手観世音菩薩さまを祀りするお堂です。

案内の放送があり
偶然にも、本堂を見せて頂けました。

右側から入らせて頂くと、
塗香と「勝尾寺」と名の入った輪袈裟が用意してありました。

堂内は、厨子前のロウソクの灯と
雪洞の明かりのみです。
堂内を明るくする照明器具は見当たりませんでした。
ロウソクの灯のみの灯りの堂内は
ご本尊と一緒の空間の中に居るという
静かな空気が伝わってくるようで落ち着きます。

残念ながら
ご開帳の時期ではありませんでしたので
厨子の扉は閉まっており、
ご本尊の拝見する事は出来ません。

大きな厨子の扉です。
そこから紐が外に出ています。
ご本尊・十一面千手観世音菩薩と
外の五色紐が繋がっている紐です。

端には、座禅布団が沢山ありました。
この暗い中で修行なさっておられるのでしょうか。
集中が高まりそうです。

お焼香をさせて頂きました。

屋根には、龍がいます。

勝ちダルマ

本堂前に授与所
“勝ちダルマ”と、御守りがたくさんあります。

勝ちダルマ奉納棚

願いが叶った勝ちダルマを奉納する場所。

三宝荒神社

日本で最古の荒神さまです。
千三百年前、勝尾寺の初代住職が瞑想中にこの仏を感得したのが始まりで、「厄を祓う」「難を祓う」荒神さまとして、その威神力は絶大で、日本全国より参拝者の絶えない荒神さまです。

開山堂

約1300年前にこの地で草庵を構え修行をされた『善仲と善算』、勝尾寺の前身である弥勒寺を創建された『開成皇子』の木像がそれぞれ安置されています。

ダルマみくじ

境内のあちらこちらに小さなダルマが置かれています。

木の幹の中にも、
こんなところにも、
“ダルマ”が置かれていました。

これは、“ダルマみくじ”。

ダルマみくじを引いた後に
思い思いの場所に奉納してお帰りになった
という境内の姿のようです。

大師堂・薬師堂などもまわらせて頂きました。
薬師堂は、鎌倉初期の木造建築です。

勝尾寺は、自然いっぱいの中に
新しく整備されている境内は
公園の様にとても綺麗でした。

勝尾寺

勝運祈願・水子供養・上記の入力内容を確認する人形供養・大阪観光 ::: 西国二十三番札所 勝尾寺…

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