2023年

【槇尾山 施福寺(槇尾寺)】
欽明天皇(在位539~571年)の御願で
行満上人の創建と伝わる。
槇尾山にある“天台宗の寺院”。
西国三十三ヶ所の第四番札所。

参道は、けわしい自然石の石段。
西国三十三所のなかでも
観音八丁と呼ばれる厳しい道のり。
観音八丁
登れば足守の馬頭さん
たくさんの“杖”が用意されていて、
「上まで30分はかかりますよ。」と教えてもらいました。
ここで
“かなりの道を登ることになる”と察したのでした。
仁王門

前に見える光景は

出会う人と挨拶を交わしながら登っていき、
かなりあがった所に愛染堂が見えました。
愛染堂

【愛染堂】
空海が勤操大徳を戒師として剃髪した場所には“愛染堂”が建ち、勤操像と空海像を安置している。また、髪堂には空海の髪が納められている。
「弘法大師御剃髪所跡」の石碑には、
“愛染明王 弘法大師御自作”と刻まれていました。

弘法大師 御髪堂


この階段の上に本堂が見えています。
観音堂

西国三十三所観音霊場のそれぞれの札所の本尊を模した33体の観音像を祀る。
本堂

【本堂】
本尊
・弥勒如来
脇侍
・文殊菩薩(行基造立)
・十一面千手千眼観世音菩薩(西国三十三所の札所本尊)

本堂 撮影可でした。
悪い方角を良い方角に変えてくれるという観音さんです。
古来から転宅、転勤、結婚、家の新築、旅行等にお参りします。
足腰を守る花山法皇足守の馬頭観音。
花山法皇は観音巡礼の道すがら、山道で大変難儀された法皇は、馬頭観音に助けられて無事槇尾山施福寺に参拝できました。
馬頭観音の馬の意味は、人間の生命力をあらわし、その生命力のものとは足であるという事で、足の裏を見せている日本で唯一の馬頭観音さんです。
【槇尾大黒天】
【元三大師】
【槇尾不動尊】
【槇尾弁才天】
前に “象炉”
“槇尾弁才天”は、
天下三大弁財天竹生島より将来。
【虚空蔵菩薩】
本堂の中は
大きな仏様もふくめ間近で拝むことができ、
たくさんの仏様で立体マンダラ。
登ってきて良かったと心から思いました。
紅枝垂(ベニシダレ)

春は観音瓔珞の紅枝垂
秋は観音御衣の錦紅葉
【和歌山】高野山金剛峯寺2023年 【高野山金剛峯寺】 和歌山県にある高野山真言宗の総本山の寺院。 正式には“高野山金剛峯寺”(こうやさんこんごうぶじ)と号する。 弘法大師空海の高野山開創の目的は、人々が厳しい修行によって悟りを開[…]
⇒ 稲田法輪堂