お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【京都】これが青蓮院 青のライトアップ

青蓮院門跡の夜の特別拝観ライトアップに出掛けました。

門の前で開扉の時間まで並んで待ちました。
どこからか、かすかにお香の良い香りが。

「京都伝統産業青年会展」も開催されており、
各お部屋に作品が飾られていました。

早速お庭では
照明による数分ごとに変わる演出。

通常の照明から暗くなり、
ロウソクの火のみになり
徐々に色のづき始め

木がライトアップされ
一気に遠くの壁が滝のように青に光った途端、
青の小さなたくさんの光が庭一面に。

それと同時に、一斉に「わぁ!」という歓声があがりました。

この後、ご本尊の梵字も浮かび上がりますが
この場所からは横から見る事になりますので
分かりにくいので後ほどのお楽しみになります。

ご本尊熾盛光如来は光のほとけさまと、
国宝青不動明王ということで
光との関係が大変深いということから
このような夜間拝観となっているようです。

再び拝観しながら進みますとお香の香り。
そう、
門の前まで香りが来ていた元の場所を見つけました。
そこには松栄堂さんのお香が販売されていました。納得です。

そして出口。 … 終わり?
お庭に出られるので周る事にしました。

暗い中、歩き進むとお堂が見えてきました。
ようやく青不動明王様にお会いする事が出来ました!

今お参りできるのは残念ながら複製だそうですが、
感動の一言、素晴らしい迫力ある不動明王さまでした。

ご挨拶をした後、後にさがった所で
しばらくその場で拝見させて頂いていました。
元は奈良国立博物館におられるそうです。

そしてご本尊さまのおられる所へ。

こちらには不動明王像、毘沙門天像、
愛染明王像などがあり、ロウソクの灯りで
照らされたお姿を拝見しました。

そしてこの場所からライトアップのお庭を眺めると
ご本尊熾盛光如来を表す種字(仏さまを表す梵字)
「ボロン」が真正面から見ることが出来ました。

青不動明王さまを拝見させて頂いけた事と
夜の拝観であった事に感動いっぱいになりました。

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