お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】
石山寺2006

【滋賀】石山寺へ行く

遅ればせながら、の季節です。

「梅を観に行ってきました。」との報告を聞くものの行く機会がなく、「もう今年は梅の季節は終わってしまったか。。」と諦めつつも梅の開花状況を調べてみました。

ありました。満開の所が!!
関西では京都・北野天満宮と、滋賀・石山寺。

北野天満宮は有名ですし、よく行った事がありますが
石山寺は聞いた事はありましたが行った事がありませんでした。
(大変由緒あるお寺ですのに失礼しました。)

[滋賀・石山寺]を調べました。
「如意輪観音」「紫式部」「源氏物語」という単語が飛び込んできたのです。
なんというご縁でしょうか。
最近、密教関係にご縁を持たせて頂いています。
また、何故か源氏物語に触れる事が多かった今週1週間です。
なんと、『石山寺と紫式部展』も開催中とは、導かれている様に思う偶然は何でしょうか。

という事で、
石山寺でゆったりとしたいと思い、朝早く出掛けました。

石山寺2006

くぐり岩

重みのある東大門に迎え入れられ、
真っ直ぐの道を進んでいくと
右手にくぐり岩。 くぐらせて頂きました。

お水で清めて本堂へ行くところ、
まだまだ道は先に続いているため進んで行きました。

島崎藤村ゆかりの家 密蔵院

八大龍王社

そして

寺内西国三十三所の観音霊場をめぐる道を歩き、
龍穴の池 八大龍王社に着きました。

いまにもが出てくるかの様な
不思議な空気で包まれていました。

この龍穴の池 八大龍王社の腰掛け石に座り、
行をし雨乞いをすると必ず雨が今も降るとか。

そんな風にぐるっとまわって歩いたので
本堂の後ろ側 懸造りを感心し見つつようやく参拝させて頂きました。

本堂

石山寺2006

源氏の間の紫式部像を観、本堂の中へ。

ご本尊は秘仏 如意輪観音
拝見する事は出来ませんが、
お手からつながれているに触れる事が出来ます。

読経の声聞きながら、
その深い大きな歴史と空気にしばらくじっとおりました。

向かって左側には、弘法大師作 不動明王
とても素晴らしく声も出ませんでした。

予習として本では拝見していましたが、
実物は比にもならない位に迫力があり
すごかったです。
かなり長い間、手を合わせて拝見させて頂いていました。

奇岩(珪灰石)

石山寺へ行く

次に本堂より下りた場所にて
石山寺の名前の起源とされる奇岩(珪灰石)を見させて頂きました。

溶岩が冷やされて出来上がった珪灰石が
こんなにも大きく美しい形で残っている様子から
この岩の塊に仏が宿っていると考えても
おかしくないと思いました。

そして昔の人々もこの奇岩から不思議なパワーを
感じ取ったことでしょう。

蓮如堂

道順を逆ですが、
蓮如堂で蓮如様の幼少像を拝見しました。
有名な鹿の子の小袖を着た蓮如様の子どもの時のお姿でした。

浄土真宗中興の祖と言われる蓮如様と
現在真言宗のお寺である石山寺で
出会えるとは思いませんでした。

多宝塔

多宝塔で漆の上から金泥というお姿の
大日如来像を参拝。
外の説明書きと大日様を何往復もして拝見しました。

私の守り本尊様は大日如来様です。これも不思議なご縁であると
思い、出会えたことを感謝して手を合わさせていただきました。

第二梅園 東風の苑

そして、「第二梅園 東風の苑」では、
白梅・紅梅・桃色の梅・桃色のグラデーションの梅が満開に咲いていました。
久々に外で花の写真をゆっくりと撮ってみました。

石山寺へ行く

苔生した部分から若い目が伸び美しく梅の花が咲いているのが
美しく思え思わず写真を撮ってしまいました。

石山寺へ行く

瀬田川を眺めながら、
こでまり・湯葉おぼれ月・あみ舟・天婦羅うどんを頂き
石山寺を後にしました。

歴史上の上でも有名な方々も関わり、
宗教上でも深い歴史を持つ石山寺を
もっともっと深く知りたいと興味を持ちました。

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