東大阪市にある「司馬遼太郎記念館」に行って来ました。
【司馬遼太郎記念館】
東大阪市の自宅に開館された感じる記念館。
隣接地に安藤忠雄さん設計の建物を建設して一体化しました。
司馬遼太郎
1923(大正12)年、大阪市生まれ。
『梟の城』で直木賞を受賞。
『竜馬がゆく』『国盗り物語』による菊池寛賞をはじめ、
多くの賞を受賞。
81年日本芸術院会員、91年文化功労者。
93年文化勲章受章。
正門 表札
正門の左側には表札。
司馬さんの字による表札。
ご本名も入っていました。
書斎
正門を入りお庭の小径から、
書斎を窓越しに見ることができます。
花供養碑
庭をすすむと
司馬遼太郎自筆の歌碑。
ふりむけば
又咲いている
花三千
仏三千
新庭
開館当初になかった
安藤忠雄さんの設計の新しい庭。
記念館
右に、外観からの
無色透明の組み合わせた大きな
美しいステンドグラス。
司馬遼太郎の精神を感じることができる空間
ロビーでは、
司馬遼太郎の自宅にある
蔵書の様子の映像が流れています。
の向こう側に見えるのが、
↓
大書架(展示室)
司馬遼太郎の創造空間を表す
“もうひとつの書斎”が広がる。
高さ11メートルの吹き抜け空間。
自宅にある約6万冊の蔵書世界をイメージしてもらうため、約2万冊の蔵書をイメージ展示してあります。
ロビーから一気に広がる空間。
目に入ってくるのは、
見事な数の本、本、本。
本が並んでいる光景が大変美しく。
見ている方向の先には、
美しい無色透明のステンドグラス。
そこから射し込む太陽の光。
射し込む太陽の光とライトに
照らされる本。
爽快な光景です。美しい。
階段を降りると、
資料などの蔵書、企画展、司馬遼太郎の著書と
分けられてあります。
資料などには
『岡倉天心大全集』や
民族学やアイヌや食べ物など
さまざまな本があり、
ながめながら見つけるのが楽しくなってきました。
司馬遼太郎の著書では
資料や企画展を見た後こともあったのか、
どのようなことを書かれているのかを
想像してながめて読みたい本を見つけていました。
かなり入り込んでいたと思います。
本に囲まれた爽快な空間で
本をながめているうちに
いつの間にやら
司馬遼太郎さんの世界を知る。
実際に行ってみなければわからない
とても素敵な素敵な記念館でした。
現れた坂本龍馬
展示室のステンドグラスそばの
天井にできたシミの形が、
まるで坂本竜馬が展示室を
のぞき込んでいるように見えます。
馴染みある竜馬さんでした。
企画展「司馬遼太郎が見た世界」
2019年5月8日(水)~10月27日(日)
司馬遼太郎は、アジアや欧米など世界に関心をもち、『長安から北京へ』『ロシアについて』『アメリカ素描』『日韓 理解への道 座談会』など多くの作品を書き、また語りました。その内容は、文明・文化、歴史、経済、文学など、多岐にわたります。
今回の企画展では、上記の作品のほか、『人間の集団について』(ベトナム)、『街道をゆく』の「モンゴル紀行」、「オランダ紀行」、「台湾紀行」などをとりあげます。
映像ホール
「司馬遼太郎は語るー日本人とは何か」(約11分)と、
NHKスペシャル「街道をゆく 中国・閩のみち」(企画展関連 43分)が上映。
「司馬遼太郎は語る」を観せて頂きました。
「21世紀を生きる君たちへ」
うちの子たちは東大阪市の学校だったので、
卒業の時に『21世紀を生きる君たちへ』の本を頂いています。
その時も読んでかみしめたのですが、
展示室の真ん中にも展示されていたので
久しぶりに読み返しまたかみしめました。
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