お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

「写真と仏画で巡る 西国三十三所」展レポート【奈良国立博物館】

写真と仏画で巡る 西国三十三所
奈良国立博物館
2008年

奈良国立博物館の特別展「西国三十三所 観音霊場の祈りと美」の
観覧が終わり売店・出口に方向に歩いていくと、

「写真と仏画で巡る 西国三十三所展」がありました。

西国三十三所毎のご本尊の掛け軸の絵と寺院の写真が2・3枚ずつ展示されていました。

3ヵ所ほどの寺院を見て「これは、以前ブログに〔絵によるご開帳〕と書いたその原画本物の展示ではないか?」と思い出しました。

このような形で実際に目にする事が出来るとはまったく予測していなかったので感激しました。

仏絵師のご挨拶文も紹介されていました。

「原画とはいえ、礼拝し得る仏画として、絹本着色とし、時間の許す限り装飾を施し、末永く拝されますことを念じながら無我の境地にて描かせて頂きましたことをご報告申し上げます。」

約1年をかけて三十三のご本尊の観音菩薩様。
横8cm 縦13cmの御影を印刷する為の横40cm 縦1mの原画です。「時間の許す限り」という部分でいろんな調整が大変だったのだろうと感じました。

寺院の写真も雪が降っていたり、行事が行われていたりと寺院の色んな場面が表現されており大変素晴らしく思いました。

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