安倍晴明はこの地で生まれたと
伝えられている大阪市阿倍野区にある「安倍晴明神社」。
安倍晴明誕生地の石碑
【安倍晴明神社】
平安時代に活躍された天文博士安倍晴明公をまつる神社。創建は社伝によれば、清明公没後二年の寛弘4年(1007)。安倍晴明公は、古代豪族阿倍野氏の出で、伝説(葛之葉子別れ伝説)では、父阿倍野保名が和泉の信太明神(聖神社)に参詣の折、助けた白狐(葛之葉姫)と結ばれて、阿倍野で生誕されたと伝えます。安倍晴明大神は、第61代朱雀帝の御世天慶7年甲辰の3月、辰の日、辰の刻に生誕されたと「清明宮御社傳書」に伝わる。
手水舎
【龍神様と晴明水】
龍神様は雨と水を支配される神様で、仏教では八大龍王。陰陽道でも天の東西南北と中央に五龍神が居て天空を支配。安倍晴明公が雨乞いのご祈祷をされた時、この五龍神に祈って、大雨を降らせたと伝えられます。古来、真清水は神として祀られ、この井戸の水は生命水と呼ばれ、地域の人々に大切にされています。
安倍晴明公 産湯井の跡
安倍晴明公像と白狐
本 殿
『色御幣』は、
黄・緑・赤・白・紺の5色あります。
色によって方角、五気、主神、主な願意がそれぞれあります。
黄(中央 土性 黄龍)
緑(東 木性 青龍)
赤(南 火性 朱雀)
白(西 金性 白虎)
紺(北 水性 玄武)
大阪市阿倍野区にある安部晴明神社のご案内です。…
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