お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【京都】桜の平野神社 レポート

“平野神社の桜は種類が多い”と聞き、行って来ました。

平野神社
桓武天皇の平安遷都を機に、大和国(奈良県)から今木神・久度神・古開神・比咩神の四座を移して祀られた神社。

朝廷の崇敬が厚く、981年(天元4)の円融天皇の行幸以来、しばしば天皇の行幸があり、4月と11月の上猿日のおこなわれる「平野祭」には、太子の奉幣が通例となっていた。

境内に45種、約500本の桜があり、夜は「平野の夜桜」と称される。

神紋「桜」

東神門と魁桜(さきがけ)

【魁(さきがけ)桜】
平野神社発祥の桜。
この桜が咲きだすと都のお花見が始まるといわれている。

御神木 樟

樹齢400年程と伝わっている。
幹回り4、85メートル

拝所

本殿(重要文化財)
寛永年間(1624~1644)の建築。
二棟四殿の特殊な形式をもち、春日比翼造り(平野造り)とよばれる。

最初のこの風景の中でとらえたのが

左側に実っている果実“橙”
そして右側“桜”
一瞬で思い浮かんだのが“雛人形”

「それが目の前にリアルに広がっている」とテンションがあがりました。

しかし雛人形は、京都御所紫宸殿(ししんでん)の
「右近の橘」は「左近の桜」からきているそうです。

調べてみると
「橙」と「橘」はちがうらしいのですが、
実体には混乱があるようです。

とはいえ、雛人形と同じように
ちょうど左側の橙が実り、右側の桜が咲いている
こんな風景に実際に見れたことに感動でした。

白雲櫻

開花期 4月上旬
現在の木は百年余の古木であり
美麗で優雅、斎庭に応はしい花である。

十月桜

開花期 10月~4月
十月頃咲き始め春に二度咲きする。

御車返し

開花期 四月中旬
大輪で一重と八重の花をつける

芝山

開花期 4月上旬
花びらは白く円形でしわ上のうねりがある

大島

開花期 3月下旬
花は一重咲きで大輪の白色

梅苑から出た境内のもとても綺麗でした。

朱雀

開花期 4月中旬
花は半八重咲き
小花柄が長く下向きに咲く

境内には桜茶屋が数店あり、メニューも豊富でした。

関連記事

【京都】北野天満宮2016年 梅を見ようと北野天満宮へ行って来ました。 【北野天満宮】 菅原道真公は、幼い頃から学識にすぐれ、文章生から諸官を経て文章博士となった。宇多天皇・醍醐天皇からその才を認めら[…]

ブログ更新をメールで受け取る
メールアドレスを記入して登録していただければ、更新をメールで受信できます。 [subscribe2]

最新情報をチェックしよう!

稲田法輪堂

法輪堂厳選の祈りにふさわしい仏像・仏具・お線香をご紹介いたします。

CTR IMG