イノシシ。
京都御所の前を通ると、鳥居の左右に狛犬さんではなく狛猪。
「なんなんだ!」と調べると、
和気清麻呂とイノシシの伝説からとのことで護王神社に行って来ました。
護王神社(ごおうじんじゃ)
護王神社は、和気氏の創建による高雄神護寺境内に作られた平安京造営に尽力した和気清麻呂を祀った廟(護王善神堂)に始まる。
和気清麻呂と姉の広虫は、宇佐八幡宮神託事件の際に流刑に処せられながらも皇統を守った。
和気清麻呂が宇佐へ配流の際に、道鏡から送り込まれた刺客に襲われたのを、突如現われた300頭の猪によって難事を救われたとの伝説から狛犬の代わりに「狛猪」が置かれ、「いのしし神社」と呼ばれている。
狛 猪
表 門
大正5年(1916)建立。
大正天皇即位の御大礼に使用された大嘗宮春興殿正門の御下賜を受け建立されました。元は柿葺、後に檜皮葺となり、平成18年の回収により現在の姿になりました。
幸運の霊猪
拝 殿・霊猪像
拝殿前左右のイノシシ。
拝殿の上に、玄武・白虎・朱雀・青龍の「四神相応図」の額が掛かっていました。
中門・本殿
【和気清麻呂公命】
清麻呂公が都より宇佐へ向かわれた際、突如三百頭もの猪が現れて道中を無事に案内し、清麻呂公の足萎えが不思議と治癒したという故事により、足腰の健康安全・病気怪我の回復には格別のご利益があるといわれています。
【和気広虫姫命】
清麻呂公の姫君の広虫姫は、宮中の女官として五代の天皇に仕え、厚く信頼されていました。慈愛の心が厚く、戦乱で生じた多くの孤児たちを養子として育てられたことから、子育て・保育の祖神として信仰されています。
霊猪の手水舎
いのししコレクション
御札のおまつり
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