- 2014年3月23日
真言を唱えながら1日で作り上げる仏像
平安時代以降に数多く造られたという病気の平癒や故人の追善などを願って真言を唱えながら1日で作り上げる「一日造立仏」。 奈良 西方寺の薬師如来立像(高さ167・2センチ)は、鎌倉時代に2千人を超える人たちが寄進して1日で造り上げられたという文書が胎内に […]
平安時代以降に数多く造られたという病気の平癒や故人の追善などを願って真言を唱えながら1日で作り上げる「一日造立仏」。 奈良 西方寺の薬師如来立像(高さ167・2センチ)は、鎌倉時代に2千人を超える人たちが寄進して1日で造り上げられたという文書が胎内に […]
鎌倉時代の名仏師 運慶の流れをくむ慶派の作品とされる木造不動明王立像が修復を終え、諏訪市博物館で特別公開されています。 折れていた右手首を接合され、光背を台座に据えなおされ、水晶でできた目玉は白目がはっきり分かるようにされたそうです。 長野県宝修理記 […]
火災から竜に守られたという伝説のある伊勢市の松尾観音寺の十一面観世音菩薩が、12年に1度のご開帳が3月11日~13日あったそうです。 奈良時代 行基(668~749)が作ったとされる本尊「十一面観世音菩薩」。 本堂が火災となった時に、本堂裏の池から2 […]
仏師さんは、仏像に使われる木は良い材質の木が重要とおっしゃいます。 津波で流された陸前高田市の松で制作されている「あゆみ観音」。制作されている大仏師 渡邊勢山さんは「千年もつ仏像を作るのが仕事」と信念をもたれており被災した松の耐久性への懸念や、善意の […]
大津市の浄土宗寺院・新知恩院から、「秘中之秘也」と墨書きされた桐箱に入った釈迦涅槃像(長さ12,8cm)が見つかりました。 香木白檀の一木造りで、胸から腹を覆うように水晶がはめこまれ体の膨らみが彫られています。 姿勢が、右手を胸に近づけた格好で他の涅 […]
10年に一度、25年ぶりの大雪などと言われた雪の日。 Twitterで「あなたカメさんでしたよね。」というツイート。 雪に埋もれて顔だけが出ているカメの石像の画像が。 「そんなに雪が積もっているんだ」と驚いていた次の日に急遽、東京・両国に行くことにな […]
高知市の竹林寺にある阿弥陀如来立像の内部に、徳川家康の戒名に使われた「大相国」という文字が記されていることがⅩ線撮影で分かりました。 また、足の部分に山内忠義をさす名前が記されており、土佐藩の2代藩主に嫁いだ家康の養女 阿姫が寄進したことが裏付けられ […]
台座がなく直立できないので本堂の壁に立て掛けてあった阿弥陀如来仏像。なめらかな衣の質感などを高度な技術で表現された運慶の孫か弟子によるものと思われると発見されました。 発見されたのは佐賀県の弥福寺。寺にある他の仏像の修理の相談に訪れた佐賀城本丸歴史館 […]
法然上人を招いて浄土教について論議をした大原問答が行われたた事でも有名な勝林院。 京都産業大学の調査で、勝林院の本尊 阿弥陀如来坐像の内部から9,5cmの小さい仏像が見つかったそうです。 光背に三千仏(3000体の化仏)が作られたという記録も見つかり […]