火災から竜に守られたという伝説のある
伊勢市の松尾観音寺の十一面観世音菩薩が、
12年に1度のご開帳が3月11日~13日あったそうです。
奈良時代 行基(668~749)が作ったとされる
本尊「十一面観世音菩薩」。
本堂が火災となった時に、本堂裏の池から2体の竜が現れ
雄竜が本堂の炎の中の本尊を体で巻き付け救い、
雌竜が何度も池の水を吹きかけ消火したと伝説があります。
東日本大震災が発生した日時には1分間の黙とうが行われ、
被災地の1日も早い復興を祈念した10人の僧侶による読経が行われたそうです。
「竜が火災から守った仏像」伊勢の松尾観音寺で12年に1度のご開帳(伊勢志摩経済新聞・2014年03月11日)
伊勢志摩経済新聞
2体の竜が空から現れ、火災から守ったとされる伝説の仏像「十一面観世音菩薩(ぼさつ)」の12年に1度のご開帳が3月11日~…
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