
相国寺 承天閣美術館での
「伊藤若冲の名品展」に行ってきました。
伊藤若冲(1716~1800)は、
江戸時代中期の京にて活躍した絵師です。
展示室に入ると、常設展示の金閣寺書院を飾っていた
伊藤若冲の襖絵などがありました。
「若冲の画風ってこうだったかなぁ。」と
少し記憶との違いを感じつつ進みました。
名品展の展示室に入って、
「これが若冲だ。」と思う
極彩色鮮やかな、くっきりした縁どりの
【釈迦如来像・文殊菩薩像・普賢菩薩像三幅対】
3幅の掛け軸が目に飛び込んできました。
画像に写っている看板にもある【竹虎図】の
愛嬌ある虎の表情・仕草・毛並み。
【菊虫図】には、白で縁どられた美しい菊のあじ、
その中にそっと探さないと見落としてしまいそうな
蟻やカマキリ。
襖絵でたくさんのニワトリがエサをついばんでいる姿の
【中鶏左右梅図】。
しっぽのラインの勢いと美しさ。
1羽ずつしっぽの形がちがい見事でした。
そして、やはり【伏見人形図】
には
ホッコリ和みました。
美術館の玄関前に、蓮が咲いていました
【伊藤若冲 関連記事】
⇒ 「若冲と応挙 Ⅰ期」動植綵絵と七難七福図巻レポート
⇒ 福田美術館 開館記念 福美コレクション展 レポート
⇒ 『奇才 ―江戸絵画の冒険者たち―』レポート
⇒ 『若冲ワンダーランド』展 レポート
⇒ 伏見人形
⇒ 「若冲と応挙 Ⅰ期」動植綵絵と七難七福図巻レポート
⇒ 福田美術館 開館記念 福美コレクション展 レポート
⇒ 『奇才 ―江戸絵画の冒険者たち―』レポート
⇒ 『若冲ワンダーランド』展 レポート
⇒ 伏見人形
関連記事
『若冲ワンダーランド』開催日時 : 2009年9月1日(火)~12月13日(日)MIHO MUSEUM 江戸時代の中期、絵画は史上まれに見る興隆の時期を迎えます。京都では、享保元年 尾形光琳が亡くなり、奇しくもこの年は[…]