サントリーミュージアム[天保山]の
最後の企画となる展覧会「ポスター天国」に行ってきました。
ポスター天国 サントリーコレクション展
大阪市 サントリーミュージアム[天保山]
2010年11月13日(土)~12月26日(日)ポスターの歴史的名品を揃えたグランヴィルコレクションとの
出会いがきっかけとなって収集により充実した作品群の中から、
精選された約400点を展示されています。
展示は、「1890年代 ポスター誕生とアール・ヌーヴォー」から始まります。
最近よく目にするポスターは、
表面がツルッとした紙で
写真や、字も活字となっている
きっちりした綺麗なものが多いように思います。
それに比べ、展示されていたポスターは
紙の質感や、インク等ののり具合など
人のぬくもりが伝わってくるようなものでした。
ポスターなので、
「何を伝えようとしているのか」というキャッチが
しっかり伝わってくる以上に、
「なるほど!」と感心する表現がされていてなおかつ、芸術性の高さやセンスの良さなど
とてもお洒落な作品の数々に見とれました。という展示だけでなく
「何を伝えようとしているのか」と伝わってくるだけに戦争時の心構えを促すかのようなポスターには、
特別なものは描かれていないようでありながら
展示されている中のただの1枚のポスターにすぎないのに
恐怖を感じました。最近のポスターの中では、
「ココシャネル」のポスターが
写真ですがとてもお洒落で気に入りました。
この展覧会の図録の販売がなく、
少しの作品を使ったグッズはありましたが
ポストカードもなく残念でした。
それだけ惹き付ける作品が多い展示の数々でした。
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