お寺・神社・博物館・美術館にて【法輪堂の拝観日記】

【法輪堂通信】興福寺中金堂柱絵に見る祖師画 NO.115

大阪の仏壇屋「稲田法輪堂(法輪堂ドットコム)」の
2017年10月1日に送信した
メルマガのバックナンバー記事となります。

毎月、店主の書いたメールマガジンをお届けしています。
メルマガ登録はこちらから。お待ちしています。

┏仏像・仏具・密教法具・お香・お線香の専門店【法輪堂ほうりんどう】
https://www.e-horindo.com/
┃─────────────────────
┃■美しいかたちのご紹介(法輪堂通信)

┃2017年10月1日 NO.115:興福寺中金堂柱絵に見る祖師画
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは、法輪堂の店主 稲田です。

秋ですね!

涼しくなりました。^_^

気象の動きや動植物の変化を知らせる

七十二候(しちじゅうにこう)という暦(こよみ)の表し方が

あります。

それでいくと今は、

・蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃。

から

・水始涸(みずはじめてかるる)
田んぼの水を抜き、稲刈りの準備をする頃。

に移ろうとしている時期。

人間にとっては、一年で最もすごしやすい時期と思えますが

虫にとっては、うっかりしていたらあっという間に冬が来てしまうので

冬ごもりの準備をする時期でもあり、

人間界では、そろそろ稲刈りの準備に入る時期と言うことなんですね。

元は中国で生まれた考え方なんですが

日本の風土に合わせて改訂作成されています。

季節の移ろいを繊細に捉えしみじみと実感できる

古来中国や日本で使われてきた良い表現方法に美しさを感じました。

その様に中国から渡ってきた素晴らしいものとして

大乗仏教があります。

法相宗は中国の僧、慈恩大師が起こした大乗仏教の一宗派です。

その法相宗の日本での大本山は、

”奈良 興福寺”

実は、今、興福寺は「興福寺整備計画」の途中で

現在は、中金堂の再建が行われています。

それで、完成に先駆けて

堂内の柱絵を完成設置するまでに展観できるというので

大阪なんば、高島屋まで足を運びました...。

本日もおつきあいの程、

何卒、よろしくお願い致します!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このメールマガジンは、【法輪堂.com】が
商品紹介、お得情報、皆様のお声などをお送りいたします。
少しでも、心安らぐ日々のお手伝いが出来ればと思います。

∞∞ □■ 目 次 ■□ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

□1 修理はお任せください!

―― 伝えることの重要性。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

(法輪堂のFacebook)

フォローして下さい!<(_ _)>
https://www.facebook.com/horindocom/

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓

□1.  ◆ 修理・修復はお任せください!

┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

・伝えることの重要性。

この間、当店でご本尊の修理を行いました。

店主の仏像修理

法輪堂では、こういった仏像修理からお仏壇の洗い、

または、ご寺院様の大型仏具の修理、仏像修復も行っています。

今回の仏像修理は、店主が行いましたが

大幅な修理が必要であったり、

お寺のご本尊の様な完全修復が必要な場合には

国内仏師や仏具職人などとの連携を法輪堂がコーディネートしながら

最高のものに仕上げていきます。

一般の方からご寺院様まで、どの様な方でも仏像仏具の修理修復の

ご予定がございましたら、まずは、見積もりをお出し致しますので

お気軽にお声をかけて下さい。

話は変わりますが、

こういった、修理修復をされるお客様のほとんどは

在家・寺院どちらに限らず、

供養や信仰を第一に大切に思われている方ばかりです。

時には、見積もりで、新しく新調された方が

お安くつく場合もあるのにもかかわらず

あえて、修復を選ばれるのです。

※勿論、新調される方が本当に良い場合もありますので
その場合は、店主が説明させていただいています。

それは、そういった皆様に共通することですが

”後世に伝えたい”

こういった思いが強く感じられます。

一般の方なら、子供や孫たちに先祖を敬う心を伝えたい

又は、お家の安泰を願う拠り所の大切さを伝えたい

そして、守って行ってもらいたいという気持ちです。

そこには、そういったものが負担になるから

縮小もしくは、無くしていこうとする考えはありません。

確かに時代が変わり核家族化が増えることによって

縮小せざる負えない事情もあるのは事実ですが、

一方で、時代が変わっても

こういった仏事ごとに熱心なご家庭は、年代が下の方たちに

粘り強く話をされ、その大切さを伝える努力をされているように

見られます。

その結果、豊かなご家族となられていることも少なくありません。

このメールマガジンをご覧になられていある方々は、ご先祖様を

大切に思われ、仏事を喜びとされておられる事かと思います。

もし、ご縁があり、

大切な仏様や仏具の修理・修復がございましたら

お気軽にお声をかけて下さい!

下のフォームからでも結構ですし、直接お電話でも結構です。

ラインをお使いの方はライン@からのお問い合わせが便利ですよ!
そちらからでも承ります。

↓↓↓

お問い合わせはこちらからどうぞ

ライン@はこちらからどうぞ

お電話 06-6744-4446(稲田法輪堂店舗)
※定休日(毎週火曜日・第三日曜日)必ず店主が電話に出でます。
留守番電話になっている時は、
お名前・お電話・簡単なお問い合わせ内容を録音に入れていただければ
こちらからお電話させていただきます。折り返しに日にちがかかる場合
もございますのであしからず。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ あとがき ◆

興福寺中金堂に法相宗の祖師を描いた

「法相柱(ほっそうちゅう」

という柱が存在していたらしく、今回、再建にあたって

復活という運びになりました。

柱絵を手掛けられましたのは、

仏教に造詣が深い現代の日本画家、畠中光享氏。

素晴らしかったです!

祖師14人が立像と坐像とに描き分けられていました。

中でも、

法相宗祖、慈恩大師の力強さ。

その師匠である、三蔵法師の静寂。

が目をひきましたね。

でも、一番、印象に残ったのは、

無著菩薩(むじゃくぼさつ)の”ひたむきさ”でした。

経行(歩く瞑想)をされている時の様に私には見えました...。

大阪高島屋「興福寺の寺宝と畠中光享 展」

関連記事

興福寺中金堂再建・法相柱柱絵完成記念『興福寺の寺宝と畠中光享 展』 2017年8月23日(水)~9月4日(月)大阪高島屋 7階グランドホール 『興福寺の寺宝と畠中光享 展』で浄められてきました。 ・【興福寺の再建される中[…]

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
皆様より良きご縁をいただきました事を感謝いたします。

『心』そして『出会い』に合掌

稲田弘優

ネットからのご注文やお問い合わせは、24時間365日お受けしてます。

ご遠慮なくどうぞ!

───────────────────────

┏仏像仏具専門店【法輪堂(ほうりんどう)】
┃https://www.e-horindo.com/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最新情報をチェックしよう!

稲田法輪堂

法輪堂厳選の祈りにふさわしい仏像・仏具・お線香をご紹介いたします。

CTR IMG