京都彩色工房訪問記(1)
ー 木地をみる ー

木地に色が着いた時、絶妙の美しさを放ち
ほとけ様の教えが永遠である様に
また、木質の花々も永遠なものとなります。
仏陀の教えとは
如何に美しいものか
永遠に変わらないものかを
京都彩色師の仕事を見て
視覚的に体感させていただきました。

いつも大阪の当店から京都まで行くのに
高速道路を使って
90分ぐらいかけて行きます。(安全運転です。)
東寺の横を通り目的地へ向います。
今日の東寺は、いつもより少し静かでした。
そして、そこから数十分後に本日の
目的地である京都のとある場所の
彩色工房へ到着したのでした。

彩色師である工房の社長にお話を聞きながら、
見させていただくことになりました。
非常に気さくな方で、色々と本音で
語っていただき、助かりました。
基本的に4人体制で工房を
維持されているそうです。
勿論当たり前ですが皆さん彩色職人です。

彩色を行う前の木地の状態のものです。

木製の木地ならではの柔らかさを感じました。

正に今彩色が施され生まれる前の姿です。

柘榴の香合が彩色される前の状態です。
※ 見学させて頂いた工房名・所在地・お名前などについて
お答えは出来ません。
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– 2006年10月27日 –
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