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仏像

 

- 京仏師による仏像とはどういうものであるのか -

(9) 国産の漆、国産の砥石、京もの文化

京仏師 冨田珠雲 極彩色 不動明王

● 国産漆

国産漆は、薄く塗ることができるので彫刻の良さがしっかり表現
でき、丹精に仕上がります。その土地の漆で塗ると強いといわれ
ています。

● 海外産漆

国産漆に対して中国産や海外産の漆は、厚ぼったくむっくり塗る
ことができるが、日本の気候での歴史が浅いです。厚く塗れるの
で場がすわるが、彫りの角は国産に劣ります。

● 下地

漆を塗る前の段階の下地を丁寧に仕上がっていると
漆の綺麗な塗りになります。下地は、江戸時代からの
泥地とされていますが、鎌倉時代でされていた
堅地であればさらに上の仕上がりになります。

● 京文化

お公家さんの好まれた漆器などは、
「京もの(京都製)」の薄く軽いものだったそうです。

薄く軽く作るには繊細な多くの工程の作業となり
使う方にとっても、他に比べて壊れやすいものですが、
それでもお公家さんは美しさを好まれました。

● 国産の漆と国産の砥石

海外産の漆や砥石が安価に入手できるため
海外産のものへと需要が増えていっています。
そのため国産の漆や国産の砥石をとる職業の人が
いなくなっていっている現実があります。

薄く塗れるので、上に繊細な細工を施せる国産の漆、
漆塗りの表面を仕上げで研ぐ時にバッチリと角をあてて
研ぐ事が出来るのは国産の砥石です。

たくさんの人に、国産の漆を使った
仏像の仕上がりの良さを知ってもらえ
国産漆の仏像のご依頼が多くなれば、
国内で漆をとる職業の人が増えます。

国内の伝統産業の伝承と活性化により、
歴史ある文化・技術が受け継がれていくことに繋がります。

 

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冨田珠雲 京仏師 ご依頼

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