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不動明王
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・・・ 不動明王について ・・・
不動明王は、密教では常住金剛(じょうじゅうこんごう)とも呼ばれています。
右手に持つ降魔の剣(ごうまのけん)は、
どのような悪も一太刀で消滅させる威力を感じさせます。
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お不動様は大日如来の使者(教令輪身 きょうりょうりんじん)です。
怒りの形相をしておられますが、深い慈悲の心で溢れています。
大日如来の教えを具体的に実行し、人々を教化・救済するみほとけで、
右手に宝剣、左手に羂索を持ち、背後には火焔光背が燃えています。
右手に持っている剣は、正しい仏教の智慧で迷いや邪悪な心を
断ち切りることを現しています。
左手の綱は、悪い心をしばり善心をおこさせることを現します。
背中の炎は、毒をもつ動物を食べるという伝説上の鳥の名前です。
この鳥の姿をした炎ということで、毒になるものを焼きつくすことを現します。
足下の岩は磐石(ばんじゃく)といって、堅くて大きな岩を指します。
迷いのない安定した心を現します。
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明王という語は、従来の教えを守り、
仏教の敵対する神々や人々を罰し随順させる働きが、
王者が国の定めた法令を守らぬ者に
処罰を与えるのと同じことからきています。
明王の明は、明呪すなわち真言を意味します。
真言の力そのものを体現した仏を明王といいます。
不動明王は、
五大明王として奉られることもあります。
中央に不動明王(大日如来)
東方に降三世明王(阿しゅく如来)
西方に大威徳明王(阿弥陀如来)
南方に軍茶利明王(宝生如来)
北方に金剛夜叉明王(不空成就如来)
の位置関係で奉られ、
怨敵調伏のときなどに用いられます。
(カッコの中はその如来が変じて
それぞれの明王になったとされています。)
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不動明王は悪を罰するだけでなく、
修行者をを加護し、修行の効を達成させる
慈悲の存在とも伝えられています。
日本固有の山岳信仰と密教が結びついた
厳しい修行を行う修験道においても、
もっとも尊崇されているのは不動明王です。
不動明王は、激しく燃え上がる大火炎を背後に、
ランランと目を光らせ、右手に降魔の剣、左手に縄を持ち、
矜羯羅、制吨迦の二童子を始めとして、八大童子などの使者を従えています。
背後の猛炎は迦楼羅鳥の口から吐き出す火炎です。
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