法輪堂 拝観日記

« 2017年7月 | 拝観日記TOP | 2017年10月 »

2017年8月30日

大阪高島屋「興福寺の寺宝と畠中光享 展」

『興福寺の寺宝と畠中光享 展』で浄められてきました。

・【興福寺の再建される中金堂の柱の祖師画】
・【興福寺の寺宝】
・【(祖師画を描いた)畠中光享画伯の作品】
の展示です。

興福寺中金堂再建・法相柱柱絵完成記念
『興福寺の寺宝と畠中光享 展』

2017年8月23日(水)~9月4日(月
大阪高島屋 7階グランドホール

* * * * * * * * * * * * * * * *
法相宗大本山興福寺。
創建当初より伽藍の中心であった「中金堂」の再建事業で、
内陣には、興福寺の教義である法相の祖師たちを描いた大柱「法相柱」も再興。

その大きな柱に貼りあげられる画伯の描く14名の祖師画を公開


kouhata02.jpg

ここ大阪高島屋の7階グランドホール入り口です。

展示は畠中光享画伯の作品から始まりました。

畠中光享代表作・新作

最初、描かれているものから
日本風とは違うように感じられて
ちょっときつめの印象を受けました。

それが
作品を進んでいくうちにいつのまにやら
現実身近から離れた感覚で受け止めるようになり
世界観にどっぷり嵌まり込んでいました。

作品にはスッタニパータを描かれたものも多く、
ダライ・ラマも描かれていました。
実際に何度もお会いになられたようです。

作品ごとにコメントが書かれていて、
学ぶこと多く惹き込まれました。

蓮や睡蓮、精舎の夜空などなど、
その世界にいるようで

『一灯』という作品は
仏陀に供えられた灯がすごい数が並び、
1つずつリアルで、いろんな瞬間の炎で

それが
供えられたものでいろんなものがある
いろんな思いを込めて描かれているのかと思いながめました。

金箔の上に岩絵具という日本画。
作風が現代的に見えますが、
飛天や散華などを見ていくと
日本画の繊細さがその世界の空気感と合って見えました。

『スッタニパータ』
セイロン(スリランカ)に伝えられた、いわゆる南伝仏教のパーリ語経典の小部に収録された経典のこと。


興福寺の寺宝

とつぜんよくお見掛けする仏頭が登場し
大阪では【春日曼荼羅図】がありました。

法相柱 柱絵

kouhata01.jpg

柱絵は展示最後の展示室で
看板の僧は、無著菩薩。

興福寺の北円堂の像で有名です。
2018年秋に興福寺中金堂の柱に貼りあげられる祖師画の一枚。

ちょうど展示されている横で
畠中光享画伯のインタビュー映像が流れていて、

北円堂の像というだけでなく今のものも入れて描かれたようでした。

展示室の真ん中には中金堂の模型があり
柱絵が貼りあげられた状態を見ることができました。

一見スタイリッシュというか現代風に思える作風ですが
スッタニパータを題材に描かれて
合わせて観せて頂くと表現が伝わってきて
観終えた時にはすっかり心浄められたようでした。

【興福寺の寺宝と畠中光享 展】 (公式HP)





投稿者 masahiro : 18:27

2017年8月23日

観心寺で北斗七星如意輪 曼荼羅の星塚霊場めぐり

お浄めのお塩が少なくなってきたので2回めの観心寺。

kansinji1701.jpg

空海(弘法大師)が高野山を開くための拠点とされた観心寺の金堂をとりまく7つの星塚。

受付で説明いただいたので、北斗七星如意輪 曼荼羅の星塚霊場めぐりしました。前回は知らずに先に金堂に行ってしまいできなかったのでリベンジです。


kansinji1702.jpg


密教図像の『七星如意輪曼荼羅』は、
不空訳の『七星如意輪秘密要経』を出典とし 如意輪観音を主導、北斗七星と訶梨帝母を眷属とする曼荼羅。

(如意輪観音を中心に不動明王、愛染明王、八観音、四天王がまつられ、周囲に北斗七星が配置され、南に訶梨帝母をまつり立体の七星如意輪曼荼羅を構成している。)

観心寺は、境内にこの曼荼羅を忠実に立体化した唯一の寺です。

kansinji1704.jpg

金堂手前から時計回りに、
貪狼星(子)・巨門星(丑亥)・禄存星(寅亥)・文曲星(卯酉)・廉貞星(辰申)・武曲星(巳未)・破軍星(午)と巡り、鎮守の訶梨帝母天堂で完結します。



星 塚

kansinji1703.jpg

金堂をとりまく7つの星塚(北斗七星)は、弘法大師が厄除けのために本尊と一緒におまつりしたものです。この星塚を一巡することで、その年の厄が払われると云われている。一巡して金堂でゆっくり腹式呼吸で拝みます。

二 巨門星

kansinji1705.jpg

kansinji1707.jpg

六 武曲星

kansinji1706.jpg

7か所巡ったので最後に

訶梨帝母天堂

kansinji1708.jpg

金 堂

kansinji1709.jpg

重本尊は、秘仏 如意輪観音菩薩。

牛瀧堂

kansinji1711.jpg

お堂に札がなくて中も見えなくて
どなたをまつられていかと思っていると、
お庭のお手入れされている方に
「牛の神さんですよ。」と教えてもらいました。

牛の神さんって大威徳明王のことでした。

8月25日の牛瀧祭。
昔は境内いっぱいに露店が出て賑やかだったらしいです。

霊宝館には、計画されていた三重塔が楠木正成の戦死により建て掛けとなった建掛塔が、三重塔として完成した模型がありじんわりきました。

北斗の塩(御祈祷清浄塩)

kansinji1710.jpg

 

【観心寺 2014年拝観日記】





投稿者 masahiro : 18:33





▲ このページの先頭へ

このホームページに記載されている記事・写真・図表などの無断複製、無断転載を禁じます。