法輪堂 拝観日記

奈良 長谷寺のご本尊観音様の御足に触れてきました。

あの長谷観音の御身足に触れることができると
長谷寺の特別拝観に行って来ました。

長谷寺

真言宗豊山派 総本山 長谷寺
西国三十三所第8番札所
観音信仰の聖地
国宝「銅板法華説相図」を、朱鳥元年(686)に 大和国弘福寺の僧、道明上人が 天武天皇の為に、初瀬山西の岡に安置したのがはじまりと言う。
奈良時代になると聖武天皇の発願により、西国三十三ヵ所巡礼の創始者である徳道上人が神亀4年(727)に東の岡に伽藍を造営し、衆生救済の為に十一面観世音菩薩像を祀った。

創建以来、東大寺の末寺であったが、興福寺末となり、1900年からは豊山派総本山となる。


総本山長谷寺 本尊大観音尊像特別拝観
平成27年4月1日(水)~6月30日(火)


総受付

長谷寺

総受付ですが、秋葉権現(秋葉明神)がまつられていました。
山内の火事除けのためにおまつりされているそうです。

不動堂

長谷寺

ようやく仁王門が見えてきました。

長谷寺
長谷寺

仁王門(重要文化財)

長谷寺
長谷寺


三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門
脇には仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置
「長谷寺」の額字は、後陽成天皇の御宸筆。


長谷寺

登廊 (重文)

長谷寺


平安時代の長歴三年(1039)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもの
399段の登廊(石段)を上がりきると国宝の本堂がある。
夕暮れ時には長谷型とよばれる楕円形の吊り灯籠に火が灯される。


清浄院・宗宝蔵

長谷寺

清浄院跡地に宗宝蔵が建っています。
寺宝が公開されていました。
閻魔王に迎えられ、いろんな曼荼羅がたくさんありました。

長谷寺の牡丹

長谷寺


長谷寺の牡丹は、中国・唐時代の皇妃で顔が長いことから馬頭夫人とよばれた人が、日本の長谷観音の霊験あらたかなことを聞き、毎日祈りを捧げた。そのおかげで比類なき美女になったお礼に、10種の宝物とともに牡丹を数株献納したのがはじまりと伝える。江戸時代には学僧の薬用としてさかんに栽培され、登廊の屋根まで茂って、「長谷寺の牡丹は屋根に咲く」といわれた。


鐘楼(尾上の鐘)

長谷寺 鐘楼


日正午と夜の8時には、鐘楼から時をしらせる鐘と法螺貝をの音が響きわたる。
1000年の昔から絶えることなく続く長谷寺の日々の習わしで、
「ただかたはらに、かいをいと高く、にはかに吹きで出でたるこそおどろかるれ」
と『枕草子』にも記録される。


登廊を上がりきると左側に本堂。真正面むこうに愛染堂があります。
登廊を登りきった上に鐘楼があります。
愛染堂から登廊をみると、鐘楼が見えます。


本堂 (国宝)

長谷寺

こちらを進むと礼堂。右側にご本尊。左側に内舞台。
ご本尊はとても大きいので、見えるのはご本尊の上半身です。


長谷寺


国指定重要文化財
【十一面観世音菩薩立像】
室町時代 像高1018cm
木造彫眼漆箔

近江国高島から来た楠の霊木を用いて三日間で造り上げられたといわれ、全国に広がる長谷観音の根本像。
御身の丈3丈3尺(10メートル余)。右手に数珠と錫杖を執って、左手に水瓶蓮華を持って、方形の台座である大盤石座に立つ姿は「長谷寺式観音」と称される。

天文7年(1538年)東大寺仏生院実清良学の作と伝えられ、両脇には難陀龍王と雨宝童子。

周囲の壁面には、四天王(東方より右回りに持国天・増長天・広目天・多聞天)が本尊を守護し、天井には鼓・笙・琴などを描き、まさに観音浄土を具現化しているといえよう。

日本最大級12m13cm(光背まで)本尊十一面観世音菩薩立像

【観音應化三十三身板絵】
『法華経』「観世音菩薩普門品第二十五」に説かれる観音菩薩が三十三に身を変えて衆生を救う姿を描いたものである。


三百九十九段の登廊を上がりきると国宝本堂がある。
本尊の大きさに合わせて造営され正堂内陣と礼堂と懸造舞台が山に迫り出している。
ご本尊観音様の御身足に触れて、「ご縁」を結べます。黒光りし信仰の蓄積を物語っている。

長谷寺

長谷観音の御身足に触れることができる特別拝観の入り口は別にあり、
入り口で五色の腕輪を左手にはめ、塗香を手にすり込みます。

「血縁の五色線」
「この五色線は、仏の五つの智慧をあらわす白・赤・黄・青・黒の五色の糸をより合わせて腕輪をつくりました。これを身につけることにより観音様とご縁が結ばれたというしるしになります。...」

まっすぐ進み長谷観音の御身足の場所に入ると、すぐそこに
長年たくさんの人が触れ黒光りした大きな御身足が!
触れさせてもらうと自然にひざまづく姿勢となり、上を見あげると
観音様のお顔が見ることができました。

金箔とライトで輝いていて大きくて、実際は数秒だったでしょうが
たっぷりと与えて頂いたように思えました。

たぶんですが、ご本尊の全身を見ることができるのは、この御身足を触れた見上げ姿勢の時だけではないかと思います。(真正面で見えたのは上半身だったので。)

足の周りは、大人で手を回してもきっと抱えきれない片足の大きさに思えました。
本当に大きい。ぷっくりした御身足で。いい時間でした。

礼堂(外陣) (国宝)

長谷寺

長谷寺


上の画像
(左側)五重塔 ...「昭和の名塔」と呼ばれている。
(右側)本堂


礼堂の南は外舞台で境内を見渡せます。

長谷寺

礼堂に入ると、ちょうど法要が始まりました。
太鼓の音も入り、般若心経も唱えられました。
錫杖を持っておられる十一面観世音菩薩。
とても大きいご本尊で、これが観音様なのか・・・
と単なる物理的な大きさでなく広がる圧倒する大きさを感じました。


大黒堂 (結縁財宝の大黒天)

長谷寺
長谷寺


大和七福神八宝霊場の一所。
尊像は、弘法大師の御作と伝わる。

「ふくぶくろ」「うちでのこづち」に並べられているのは、ねずみのおみくじ。
本堂入り口近くの御守授与所にあります。

一切経堂

長谷寺



本坊(重要文化財)

長谷寺


総檜造りの大殿堂
事相、教相の根本道場である大講堂や書院などがある。


猩々野村(しょうじょうのむら)

長谷寺


オオモミジ系の大葉の紫葉品種。
開葉する春は明るい赤紫色、
晩秋には鮮やかな赤色~赤橙色に紅葉する。

「本坊」の真正面から向こうの庭に紅葉が見え、廊下にもそのまま写って綺麗です。

唐種招霊(カラタネオガタマ)

長谷寺 カラタネオガタマ

「本坊」入り口、向かって左側に咲いていました。



長谷寺


「おみくじ」「血縁の五色線」「病気平癒御守」

「病気平癒御守」は、「病の息子を救った不思議な鳥」の登廊をお礼に建てた春日大社の社司中臣信清が子の話が入っています。




長谷寺サイトにある「長谷寺便り」は、
きれいな写真で長谷寺の花の様子を見ることができます。



【日本三大仏の「岡寺 拝観日記」はこちら。








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