法輪堂 拝観日記

フェルメールからのラブレター展

京都市美術館での
「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。 

17世紀オランダ絵画を代表する  
巨匠ヨハネス・フェルメールの 
ラピスラズリを砕いた顔料ウルトラマリンの青で 
描かれているという『手紙を読む青衣の女』。 

アムステルダム国立美術館から門外不出の作品 
だという貴重な機会なようです。 

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 フェルメールからのラブレター展 門外不出!
アムステルダム国立美術館所蔵『手紙を読む青衣の女』 
フェルメール作『手紙を書く女』『手紙を書く女と召使い』 
フェルメールの珠玉の手紙3作品が一堂に会する。 

17世紀オランダ絵画を代表する 巨匠ヨハネス・フェルメール 
三十数点の数少ない作品の中で、
フェルメールは「手紙」を テーマにした作品を数多く残しています。 
「手紙」をはじめとする17世紀オランダのコミュニケーションの 
様々なあり方に焦点をあて、同時代に活躍したピーテル・デ・ホーホ、 
ヘラルト・テル・ボルフ、ハブリエル・メツーといった
巨匠たちの手による作品を展開します。 

 展示の鑑賞を始めて知ったのですが、 
他の同時代に活躍した巨匠たちの作品の展示もある 
メッセージを伝えているコミュニケーションの「ラブレター展」でした。

あまりにも、「フェルメール」・「ラピスラズリ」・「手紙」
 ・「ラブレター」という言葉でイメージしていたので、 
一見、どの言葉も入っていない(?)絵画から始まり 最初戸惑いました。 

しかし、すぐに絵画の中の「手紙」に当てはまる部分を 
見つける事が出来るようになり、
その時代の生活の世界に入っていけました 

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左から、 「手紙を書く女」 「手紙を読む青衣の女」 「手紙を書く女と召使」 

「手紙を書く女」が輝いて見えました。 
絵画の中に、キラッキラッと 何カ所か輝く光が描きこまれ目を惹きます。

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 「音楽の仲間」 ヘラルト・テル・ボルフ 中流階級の家庭の室内で
楽器を演奏する男女が描かれています。
 ピアノの鍵盤のところに
 「 Musica Donum Dei(音楽は神からの贈り物) 」 
という文字が書かれています。 

作品を鑑賞しながら「音楽は神からの贈り物」と捉えてみると、 
長年やっていた音楽で、壁に当たり行き詰っていたところが 
解けたような感覚になりました。 
もう音楽は、楽しむことしかしないと思いますが 
やればあの時よりも広がるヒントを貰った気がしました。 

≪展示の構成≫ 
1)人々のやりとり-しぐさ、視線、表情 
2)家族の絆、家族の空間 
3)職業上の、あるいは学術的コミュニケーション 
4)手紙を通したコミュニケーション 

ラブレター展・・・
何がラブレター展だったの
直接ラブレターや手紙にまつわる事が 
描かれているというものではなかったので、 
どの作品にも誰かから送られたメッセージが描き込まれている 
という事だったかと思います。 と書いたところで見つけました。 

立派な副題に答えはありました。
 「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」 

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フェルメールからのラブレター展 
京都市美術館 2011年 6月25日(土)~10月16日(日) 
宮城県美術館 2011年10月27日(木)~12月12日(月) 
Bunkamura ザ・ミュージアム 
2011年12月23日(金)~2012年3月14日(水) 

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