法輪堂 拝観日記

石山寺・青鬼祭 拝観日記

琵琶湖方面へ行こうと出掛けました。

 
用事も終わり、帰ろうとしたのですが
お天気も良かったので琵琶湖の周りをまわりました。
 
現れた石山寺周辺。
石山寺には、2006年に拝観しているので・・・
でもどうしても気になったので
少し寄ってみる事にしました。
 
東大門を通って、
源氏物語千年紀in湖都大津
のマスコットキャラクター「おおつ光ルくん」

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拝観受付で、「青鬼祭」という言葉が。
偶然、「青鬼祭」の日だったらしく
まだよくわからないながらも
この日限りの「青鬼祭特別拝観セット券」にしました。

 
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青鬼祭とは・・・
「青鬼祭の起源は、
石山流の師、文泉坊朗澄は死後には鬼の姿となり、
多くの畜生類を連れてこの聖教を護り、
法に従わない人を改めさせると言っていた。
(略)
御命日に巨大な青杉葉の鬼の像を立てて、
盛大な法要と青鬼の面をかぶった僧による厄払いをして、
師の大徳を偲んだと伝えられています。」

 
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青鬼です。(高さ約5メートル、幅約2メートル)
片手にこん棒。片手に数珠。
 
大きさを見比べると 【 東大門 】(重文)
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「東大門」の運慶・湛慶作の仁王像よりも
はるかに大きい青鬼像です。
 
青鬼は、この時期だけのようです。
2006年の時の東大門

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前回と同じく、本堂より先に
まずは「八大龍王社」へ。
 
「くぐり岩」があったので、くぐってみました。
大理石だそうで、
足元の場所を触るとツルツルと手触りがよく
ヒンヤリした石の冷たさがしました。

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水車

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回遊式庭園 【 無憂園 】

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花菖蒲が、咲いていました。

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さらに奥に行くと、
池の中にお社がある
「八大龍王社」があります。

横には、【尻掛石】
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「約千年前、名僧歴海和尚この石に坐り
 八大龍王等を供養した所
 諸竜王喜び修正和尚を敬い守護したと言う」


来た道を戻り、本堂に向かいます。
 本堂は、【 硅灰石 】(天然記念物)の上に建てられています。

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上に登ると、「毘沙門堂」「御影堂」
そして【 蓮如堂 】(重文)
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浄土真宗中興の祖と言われる「蓮如上人」の幼い頃のお姿があります。
有名な鹿の子の小袖を着た蓮如様の子どもの時のお姿。 
石山寺は、現在真言宗のお寺です。
 
【 本堂 】(国宝)
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礼堂と正堂との複合建築となっています。
 
本尊は、如意輪観音半跏像で秘仏。
開帳は、新天皇即位の翌年と
在位33年目の他は公開されることがないそうです。
しかし、ご本尊の手と繋がる紐に触れる事ができます。
 
今回は、「本尊 如意輪観音(秘仏) 内陣拝観」もさせて貰いました。
秘仏本尊如意輪観音の像内から発見された内蔵仏や、
塑像の基礎などがありました。
なによりも、弘法大師 42歳の製作と言われている
「不動明王像」が間近で拝見する事ができたことに感動でした。
(内陣拝観でないと、かなり距離も遠く、
照明も暗いのでお姿が見えにくいのです。)
 
本堂は・・・
「現存する舞台造りの礼堂は、近江浅井氏の娘であった
淀殿が、慶長年間に再建したものです。
また、淀殿は東大門の大修理も行っています。
 
本堂内に「源氏の間」があります。
かつて紫式部が、その窓から十五夜の月を眺め
『源氏物語』の構想をしたと伝えられています。」
 
【 腰掛け石 】
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昔からこの岩に座ると安産すると言い伝えられています。
 
【 多宝塔 】(国宝)
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多宝塔のご本尊は、大日如来坐像(重文)。
快慶作で、玉眼入り。
 
【 めかくし石 】(平安朝時代)
目かくしして  
この石を完全に抱けば 
諸願成就と云う
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目かくしして、やってみました。
大木のように太く、
足は横かがみの様にした状態となります。
 
【 月見亭 】
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玉座があります。
境内から眺める月は、「石山秋月」として
近江八景に選ばれています。
 
寺宝を展示されている「豊浄殿」では、
 
紫式部が用いた硯などの他
春季「石山寺と紫式部」展となっていました。
 
「54歩で読む『源氏物語』」という
パネルで源氏物語がわかる展示。
 
また、展示を見て思い出したのですが
石山寺 法輪院で安置されているのが発見された
戦国武将浅井亮政ゆかりの仏像
「木造如意輪観音像」の展示もありました。
宝剣を手に持っておられる如意輪観音で、
お顔も御体も柔和というよりも、
しっかりしておられる印象を受けました。
 
「折角だから、ちょっと立ち寄ろう」とした拝観でしたが、
思いもよらぬ「青鬼祭」「如意輪観音像」もあり
じっくり回らせて頂きました。

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*石山寺 2006年 拝観日記 ≫
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