法輪堂 拝観日記

龍穴神社に行って来ました

室生寺の後、小雨の振る中龍穴神社に行きました。

峡谷の清冽な流れに面して、雨や雲を支配する龍王が住む
という龍穴があるという龍穴神社に行きました。
平安前期以来朝廷の崇敬厚く、雨乞いの祈願も度々行われて来ました。

室生は、太古の火山活動によって形成された室生火山帯と呼ばれ、
山々からいくつかの渓流が室生川に注ぎ、至る所に岩窟をはじめ、
侵食を受けた雄大な絶壁や奇峰が多くあります。
特に山中には三つの洞窟があり、古くからそれらには龍が住むと信じられ、
龍穴と言われてきました。

龍穴神社に行って来ました1.jpg

『延喜式(967)内の古社で、雨神タカオカミノカミを祭り、
雨ごいの神として知られています。
神域には龍穴と呼ばれる洞穴があって、いまでも雨ごいの行事が
行われています。
この神社は室生寺よりも古く、室生寺は龍穴神社の神宮寺ともいわれ
龍王寺と呼ばれていた時期がありました。』

龍穴神社に行って来ました2.jpg

入って右側に、根元が繋がっている2本の杉の木、「連理の杉」があります。

『連理の杉
古くから連理の杉あるいは夫婦杉といわれており、
その形状から夫婦和合・家庭円満ひいては家運隆昌の神が
鎮まるところとして、衆庶の信仰を集めて今日に到っています。』


拝殿で参拝した後、龍穴(奥宮)に向かいました。

龍穴神社より室生川上流へ、500メートルほど行くと林道があります。
林道の入り口より、約800メートル行くと吉祥龍穴の案内板と鳥居があります。
吉祥龍穴の案内版より階段を約100段下りると、龍穴と拝殿があります。
水の流れる音が心地良く誘われ、小さな建物・拝殿に向かって降りていきます。

[右側に小さな滝]

龍穴神社に行って来ました3.jpg

に圧倒されているところ、
まっすぐ前を見ると、川を挟んで向こう側に龍穴がありました。
龍穴の入り口には、注連縄がされています。
龍穴は、見る角度によって形が違うように見えます。
奥はどんな形になっているのかは、分かりませんでした。
眺めていると、眺めるだけいろんなものを思い起こさせるような場所です。

ここの龍神は、もと奈良興福寺南側の猿沢池から
やってきたと伝わっているそうです。
何故でしょうか ・・・
「釆女の入水を嫌い香山春日山の南に移り住んだ。
そこも死人が絶えないので、室生の竜穴に移った。」
という伝説があるそうです。


道のすぐそばに、天の岩戸がある場所もあります。
道幅が細めですので、足早に過ごさせて貰いました。






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