法輪堂 拝観日記

聖地巡礼展を拝観

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国立民族学博物館にて特別展「聖地巡礼 自分探しの旅へ」の拝観しました。
まずは本館から。
今までも何度か拝観していますが今回は新たに韓国のキリスト教のグッズや
ネパール等の仏像や鉄製石製の曼荼羅、イスラム教の幕等々といった宗教関係のものが
展示されておりとても新鮮に楽しんで見る事が出来ました。
じっくりまわった後特別展の会場へと移動しました。

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まず入り口でスタンプラリーの用紙と希望者に音声ガイドの貸し出しがあります。

サンチャゴ・デ・コンポテラ巡礼に出掛ける一人の巡礼者の準備段階のVTRから始まります。
会場を一周すると同時にこの一人の巡礼者の出発から聖地到着までを見届ける事が出来ました。

途中、霊場恐山・お遍路さん・メッカ巡礼・聖地ルルド・カイラス巡礼の展示があります。
聖地ルルド 聖母マリアの奇蹟のマリア像は大変美しく見惚れてしまいました。

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数字の書かれた場所でスタンプを押し、音声ガイドのその番号を押してガイドを聞きます。
説明は各自が持つ音声ガイドのスピーカーから流れ自分のペースで聞く事が出来るので
最初からの説明を聞き逃す事なくよく理解出来ます。
音声ガイドを受け取らずに進んでもVTRが音声ガイドとは別に流れていますので
それはそれで楽しめます。

最後に小さいシアターが3つあり、時間ごとに5つのVTRが上映されていました。

どの巡礼にも共通しているのは聖地を訪れるという事だけを得るのではなく
自分探しであり、自分と向き合う事であり、時には自分との戦いであるようです。

今回知って感激したのは、サンチャゴ・デ・コンポテラ巡礼に許しの門というのがあるという事です。
たとえ最後まで如何なる理由で辿り着けなくても、この門に辿り着いた事で最後まで辿り着けたと同じ恵を与えられる・・・
この許しの門の手前で挫けそうになっていて「この門まで頑張ればいいんだ」と心に決めていても
この場に到着したという達成感で「ここまで頑張れたのだからもう少し頑張ってみるか」と
思える事も考えられます。
本当にここで帰ったとしても何人に何を言われる謂れはありません。
自分次第で決める機会をも与えて貰える・・・ とても温かいと思います。
また、巡礼の途中蛇口をひねれば水とその土地のワインをペットボトルに汲んだり飲む事が出来ます。
なんと温かい励まし、無言の粋な優しい振る舞いだろうと思います。

散歩・本館をゆったり拝観後に入りましたので
美術館・博物館の様に見てまわるよりも映像を見て次に進むという形式で
シアターでは椅子が少なかったりで足が疲れましたが面白い展示形式で新しい楽しみ方が体験出来ました。

蛇足ですが国立民俗学博物館友の会のチラシを頂きました。
なんと、西安から洛陽天台山・普蛇山という空海・最澄の足跡をたどる旅の企画があるようです。
何だか想像するだけでわくわくしてくる様なチャンスってあるものなのですね。
私にも実際にご縁があればそういう機会があるかもしれないという夢も頂いて帰ってきました。


* 国立民族学博物館開館30周年記念特別展 「聖地・巡礼-自分探しの旅へ-」






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