11月13日は、漆の日

11月13日は、「漆の日」です。
漆は、仏壇・仏具にとってもとても縁の深い大切なものです。

萩


11月13日
平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山 法輪寺に参篭し、虚空蔵菩薩から漆の製法、漆器の製造法を伝授された日とされ「漆の日」とされています。

嵐山 法輪寺は、ご本尊が虚空蔵菩薩で十三まいりでも知られています。

漆は仏壇仏具になくてはならないものでしたが、最近は本漆以外のものが多くなってきています。
本漆の上に飾られる蒔絵も、転写のものでも蒔絵と呼ばれています。

漆・漆器をJapanと呼ばれているその技術が日本で継承されていくことを願っています。

画像は、伝統のある技法の蒔絵を施された過去帳です。
「京都蒔絵師工房訪問記」で伝統ある技法の蒔絵の美しい世界をどうぞご覧ください。





「春のお彼岸」「秋のお彼岸」にお供えするお餅。
粒あん、こしあん、米粒が残っているお餅、完全に餅になっているお餅。

「おはぎ」と「ぼたもち」、ちがいは何でしょうか?

秋のお彼岸に供えるのは、「おはぎ」

「ぼたもち」、「おはぎ」。
漢字にすると「牡丹餅」、「お萩」。

「おはぎ」は、小豆の粒を散らしかけたところが
秋の萩の花の咲き乱れる様に似ているところから名づけられたものです。

萩の季節の秋のお彼岸なので「おはぎ」を供えます。

萩

秋のお彼岸の「おはぎ」の小豆は、「粒あん」

秋のお彼岸は、小豆の収穫期とほぼ同じなので
とれたての柔らかい小豆をアンにすることができるからだそうです。

おはぎ

春のお彼岸の「ぼたもち」

春のお彼岸の「ぼたもち」は、牡丹餅というように
大型でつぶし餡で包んだものを指すようです。

 

お盆を行う意味

年に一度、7月15日(旧暦)前後に先祖の霊を迎え供養することを盆の行事といっています。

提灯.jpg
 

これは日本人の死後の人間観、あるいは故人と家族とのつながりをもたせる考えに基づいて伝承されているしきたりです。

日本各地の地方によって、それぞれのお盆に対する考え方とまつり方があるようです。

自分の生命の大切さを感じ、他人の生命の尊さをおぼえる。そして、先祖の霊の偉大さを尊敬する。そうした心のサイクルを確立することが、いまの日本において何よりも大切であるとしています。

 

8月13日の迎え火
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/813.html
8月16日の送り火
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/post-147.html
迎え団子・送り団子は何個が正しい?
http://www.e-horindo.com/mindful/2014/08/post-133.html
商品名に「お迎え団子」「お供え団子」「お送り団子」というダンゴ
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/post-146.html
地蔵盆
http://www.e-horindo.com/mindful/2013/07/post-57.html

8月16日の送り火

8月16日の送り火で、先祖の霊は家から離れて墓にもどるとされています。
送り火で焚いた場所と同じところで火を焚き、霊を送り出すのです。
この送り火によって霊は、もとのお墓にもどるというわけです。

 

8月13日の迎え火
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/813.html
お盆を行う意味
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/post-148.html
迎え団子・送り団子は何個が正しい?
http://www.e-horindo.com/mindful/2014/08/post-133.html
商品名に「お迎え団子」「お供え団子」「お送り団子」というダンゴ
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/post-146.html
地蔵盆
http://www.e-horindo.com/mindful/2013/07/post-57.html

8月13日の迎え火

8月13日は、お盆の入りです。
精霊棚や仏壇のお飾り、供え物などを供えたあとで
13日の夕刻、軒先か玄関前でオガラ(芋殻)を積み重ね、火をつけて燃やします。

また、軒先精霊棚の脇につるされた提燈には火をともします。
これを迎え火といいますが先祖の霊が煙にのって家にもどってくるとされています。

提灯.jpg
 

あらかじめ墓参りをした場合、墓前にそなえたローソクの火を提燈に移してもち帰ると、精霊は提燈を目印にして家を訪ねるといわれています。

迎え火は、地域によっていろいろなやり方がされていますが、いずれにも故人の霊を速やかに暖かく迎えたいという家族の心がこめられているのです。

 

お盆を行う意味
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8月16日の送り火
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迎え団子・送り団子は何個が正しい?
http://www.e-horindo.com/mindful/2014/08/post-133.html
商品名に「お迎え団子」「お供え団子」「お送り団子」というダンゴ
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/08/post-146.html
地蔵盆
http://www.e-horindo.com/mindful/2013/07/post-57.html

8月13日は、お盆の入りです。
スーパーでお団子売場をみていると、

商品名に「お迎え団子」「お供え団子」「お送り団子」と書かれた
真っ白のお団子や、きな粉がかかったお団子や、中に餡が入ったお団子が並べられていました。

この商品名は、共通の決まりに基づいた中身と名前でしょうか?

送り団子が13日にあるのはおかしいですし、
この時期のお団子として上の商品名がついているのではないかと思いました。

一般的には13日に「お迎え団子」、15日に「送り団子」をするのが多いかと思います。
(16日が送り火と書かれている本もあります。)

迎え団子.jpg

「お迎え団子を買ってきて。」と頼まれた時、
商品名にお迎え団子と書かれたお団子を買う人もあると思いますが
どれも違いがあって意味がありそうで、どれを買っていいのか混乱する人も多いのではないかと思いました。

13日にするのが「迎え団子」で15日にするのが「送り団子」
として判断してみてください。

ちなみに経験談をお話しすると、
13日と15日の朝にきな粉をかけたお団子を毎年作っていました。

この時期、霊供膳もつくったりお墓に供えるものもつくったりと大変です。
地域によっても違うので詳しい方に聞けるといいですよね。

 

彼岸とは

彼岸とは

彼岸は仏教行事で、寺院では彼岸会が営まれます。

春の彼岸、秋の彼岸と、それぞれ一週間ずつですが、

春分の日(3月21日ごろ)、秋分の日(9月23日ごろ)を中心に

前後三日ずつを彼岸といっています。

meido.jpg

彼岸には

家庭では仏壇をきれいに清掃してお花を飾り、供物などをそなえ

お墓参りもします。彼岸の中日は、家族そろって先祖のお墓にでかけることが多いようです。

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、春の彼岸は春から夏へ、秋の彼岸は夏から秋へと

それぞれ新しい季節の移り変わり入っていく節目の日となっています。

仏教での彼岸

「彼岸」ということばは、インドの古語サンスクリット語の

パーラミター(波羅蜜多)の漢訳「到彼岸」の略です。

つまり、

生後流転のこの世界「此岸(しがん)」から、涅槃の世界「彼岸」にいたる

という意味です。


そこで、太陽は真東(誕生)から真西(死)に沈む中日には、

浄土に生まれた先祖をしのび、今日ある自分を育ててくれた先祖に感謝するとともに、

自らも彼岸に到達できるように、信仰の実践にあてて精進することがすすめられています。

悟りを求める人はこの世にあってもそうした悟りへの岸(彼岸)に向かって歩むべきなのです。


お彼岸にはお仏壇やお墓参りをしますが、その時に欠かせないものが

水・塗香・花・線香・飲食・燈明で、こうしたものを仏前にお供えすることによって

波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)のおつとめがすべて行われるものとされています。

わが国最初の彼岸会が営まれたのは、聖徳太子の時代であるといわれますから、

ずいぶん古くからのしきたりであるといえます。


『すぐ役立つ 仏事と先祖供養』(新星出版社)
『仏事・法要のすべて』(日本文芸社)
「現代人の仏教の知識百科」主婦と生活社

 

お彼岸の「おはぎ」と「ぼたもち」。そして「小豆」
http://www.e-horindo.com/mindful/2015/09/post-149.html

法輪堂ドットコムです。

「京仏師の仏像は決して高くないと思う。」冨田珠雲京仏師がおっしゃいました。

インターネットで仏像販売をさせてもらって十数年。
見積もりの必要なものを、どのように価格をお伝えするのがいいのかと試行錯誤してきた年数でもあります。

※* ※* ※* ※* ※* ※* ※* ※* ※*

忘れられない仏像の見積もりがありました。

「○○菩薩様の像の一般で知られているお姿は間違いで、○○な正しいお姿で制作して欲しい。有名仏師でなくてもよい。」
というお客様からのご依頼でした。

結果、
その像を制作できる技術は○○先生、光背・お姿などの知識は右に出る者はいないという現実でした。


「仏像は誰でも制作できるものではなく、制作できる知識・技術があるから有名仏師・京仏師なのだ」と強く認識した見積もりとなりました。

※* ※* ※* ※* ※* ※* ※* ※* ※*

冨田京仏師のおっしゃった言葉の意味を最近こう思います。

京仏師仏像をご依頼くださるお客様は、高額であるかどうかが問題なのではなく「おまつりになる仏像への想い」と「京仏師仏像への信頼と技術の価値」でお決めになられた。

京仏師が彫り上げる仏像、それだけの価値以上のものだと思います。 また京仏師は、それ以上のものをご依頼主様に渡そうと今まで以上の力をつかい制作されます。

 

法輪堂ドットコムです。

お見積もり期間が約1週間~10日かかります。

なぜ見積もりに時間がかかるのか?
お見積もり金額は、仏像の実際に使用する材料を揃えた上で京仏師より出ます。

そうです。見積もりが来るたびに、見積もり依頼のあった仏像の大きさの乾かしてある木材や材料を確保した上で見積もり価格が出るのです。

「おおよそ教えてください。」とお願いしたこともあるのですが、実際に仏像を彫ることを考えながら木材・材料選びをされるのでお答えをもらえません。

京仏師の仏像制作・見積もりにかける思いは本気です。

京仏師による仏像を真剣にご検討の方の本気の見積もりご依頼をお待ち致しております。 価格確認目的の見積もりはご遠慮ください。

お問い合わせをお受けしたお返事は、確認次第に致します。
お知らせ頂いたご希望を含め、お見積もり・製作期間をお返事させて頂きます。

次回「京仏師の仏像は高くない?」というお話をさせて頂きます。

 

仏像が変化していく

仏像が変化していく

法輪堂ドットコムです。
販売されている仏像は、「仏像をまつる必要がある。」「気に入った仏像と出会った。」「仏像に興味がある。」というタイミングでご覧になるのではないでしょうか。

そんな仏像にも変化の時期が訪れ、検討される時にしっかりお考え頂きたいと思うことを書きます。 サグラダ・ファミリアも先端ITで完成が早くなる。」というニュースがありました。 秋の仏像の展示会で衝撃の情報を聞きました。 そうです。仏像の世界にも先端ITの波が訪れていたのです。

実物も見ましたというか、もう技術の世界が変わっていました。それは大変高度な出来映えです。違いの見つけ方も教えてもらいました。しかし見分けられても意味はもたないでしょう。影響は技術面だけではなく、コストが抑えられるので価格にも影響があるでしょう。

そして、一般的だった光背・台座というのがお客様が敬遠されるようになってきた時代となり光背・台座のデザインが短期間ターンで変更されていくようなお話も聞きました。 ちょっと待ってください。お客様に受けないから?仏像ですよね。(誰も責めてはいません。)このような具体的な変更となっていっているのは時代に合わせた変化であり、致し方がない状況なのだと思います。でも光背・台座の形って長年あったものが、仏壇が現代化して意味ある形が簡略化・省略されていっているように変化してしまうとしたら、本来の大事な意味も忘れ変化してしまうのではないかと心配しました。これが現実なのだから、どのようになっていくか見守ろうと思います。

大半の仏像がこのような変化しても、日本には知識・技術を受け継いでこられた仏師がおられます。本来の意味の持つ仏像を求められる方には、まだ実現する道があります。

簡単に買い替えるというものではありませんので、「どういう仏像があり、どのように違うのか」を現状を見ながらお伝えしていければと思います。